自由を味わうなら東ティモール|食と移動が教えてくれた「気まま旅」の魅力
日常からの脱出。自由な旅が心を解放する
「毎日同じことの繰り返しで退屈…」そう感じたことはありませんか?
東ティモールへ旅すれば、その退屈から抜け出し、自由な時間を味わうことができます。
今回は、私が東ティモール滞在中に体験した「食」と「移動」にまつわる文化と、そこから得た気づきについてご紹介します。
東ティモールってどんな国?|基本情報とアクセス
東南アジアの小さな島国
東ティモールはオーストラリアのすぐ北にある、東南アジアの島国です。
面積は岩手県ほどで、人口は日本の約1%。小さな国ですが、首都ディリでは人々が道ですれ違いざまに声をかけ合う姿をよく見かけます。
日本からの行き方と費用感
日本から東ティモールへ行くには、バリ島を経由する必要があります。
東京からバリ島までは約10時間。さらにバリ島からディリまでは約1時間半のフライトです。
航空券は往復約20万円、滞在費や食費を含めると1週間で約25万円ほどです。
なぜ「自由」を感じられるのか?

日常ルーティンからの解放
東ティモールでは、学校や仕事に縛られた日常から離れ、自分のペースで過ごすことができます。
決まった時間に起きる必要も、電車に乗る必要もありません。
自然体で過ごせる時間が、心をゆるめてくれます。
観光地化されていない、だからこその魅力
街はまだ観光地化されておらず、観光客も多くありません。
そのため、現地の人々の暮らしがすぐそばにあり、海でも屋台でもホテル周辺でも、静かでのびのびとした時間が流れています。
自由に食べる|現地グルメの魅力

ワルンと手作り料理が並ぶローカルの味
街にはワルンと呼ばれる屋台や、家庭の味を提供する出店が並びます。
ワルンでは肉・魚・野菜のおかずと白米が販売されていて、パラソルとテーブルを出しただけのシンプルな構えです。
同じ料理でも家庭ごとに味付けが違い、食べ比べも楽しめます。
好きなものを、好きな量だけ
ローカルフードは、ホテルの近くでも気軽に手に入ります。
好きな料理を、好きな分だけ選べるので、少量ずついろいろな味を試すことができます。
「食べたいものを選べる自由」がここにはあります。
冒険気分で乗るミクロレット|東ティモールのローカル交通

停留所がない、自由な乗り降り
首都ディリでは、移動に「ミクロレット」と呼ばれる小型バスを利用します。
停留所はなく、決められたルートの中ならどこでも乗り降り可能です。
コインで知らせる、気ままな移動
乗車時は手を挙げて車を止め、降りたいときはコインを手すりに打ちつけて合図します。
窓から見える景色を眺めながら、降りたい場所を見つけたらすぐに下車。
その時の気分に合わせて、自由な移動が楽しめます。
東ティモール旅で得た気づき
「自分で決める」ことの喜び
東ティモールでは、食事も移動も、自分で自由に決められます。
「今日はこれを食べよう」「この道を歩いてみよう」——そんな選択のひとつひとつが、旅を楽しくしてくれました。
素直な自分と向き合える時間
何を食べるか、どこへ行くか、その選択には自分の気分や好みが反映されています。
忙しい日常で見失いがちな「自分らしさ」を、ふとした行動の中に見出すことができました。
まとめ|東ティモールは、心が軽くなる場所
忙しさに疲れた人へ、自由を取り戻す旅
日々の忙しさに追われ、自分の気持ちを置き去りにしている人にこそ、東ティモールでの「自由な時間」は大きな意味を持ちます。
心のままに過ごせるこの旅は、自分を取り戻すきっかけになるかもしれません。
次の旅先に「自由」を求めるなら
ローカルグルメや現地のバス体験を通じて、好きなものを食べ、好きな場所へ行く。
そんな自由な旅ができる東ティモールを、次の旅先に選んでみてはいかがでしょうか。
(ライター:まなみ)