日本の地中海!高知・柏島で体験するエメラルドグリーンの夏旅
海の透明度が高く、船が宙に浮いているように見えるとSNSで話題です。
夏には四国だけでなく、関東や東北からも多くの観光客が訪れる人気スポットとなっています。
今回は、アクティビティやグルメを中心に柏島の魅力をお届けします。
柏島とは?まるで地中海のような絶景が広がる離島

高知県最西端、周囲4kmの小さな島
高知市から車で約3時間。
「四国内で一番東京から遠い場所」とも言われる柏島には、約400人の住民が暮らしています。
なぜ全国から観光客が訪れるのか
アクセスは決して良くありませんが、それでも観光客が集まる理由は2つあります。
- 海の透明度の高さ
まるで地中海のようなエメラルドグリーンの海を楽しめます。 - 豊富な魚種
柏島は2つの海流が交わる海域に位置しており、日本に生息する魚の約3分の1が見られるといわれるほど。世界有数のダイビングスポットです。
ダイビング体験で出会う“別世界”

初心者でも安心「PARADI」で体験ダイビング
体験ダイビングのコースで、人生初のダイビングに挑戦しました。
ウエットスーツや器材はすべてレンタルでき、初心者でも気軽に楽しめます。
ショップの施設も清潔で設備が整っており、宿泊施設も併設されているため遠方からでも快適に滞在できます。
体験だけでなく、ファンダイビングやライセンス取得のコースもあり、自分に合った楽しみ方ができます。
水中で広がる感動の景色
ダイビングスポットに向かうボートの途中で、野生のイルカと遭遇しました。
水中では、初めて見る魚やウミガメにも出会え、まるで海外の海にいるような気分です。
スタッフの方々も親切で、初心者でも安心して楽しめました。
柏島でしか味わえない名物「ところてん」
テングサの名産地だからこその特別な一杯

柏島の海は栄養が豊富で、ところてんの原料「テングサ」の名産地です。
島の中心部にある「お好み きみ」では、柏島産のテングサで作ったところてんを味わえます。
ところてんといえば、三杯酢や黒蜜を思い浮かべるかもしれません。

しかし柏島では、甘めのカツオ出汁にショウガと青じそを添えていただきます。
つるりとした食感と風味が絶妙で、暑い夏にぴったりの一品です。
地元とのふれあいも旅の楽しみ

店主の「きみさん」はとてもフレンドリーで、まるで実家にいるような温かさ。
つい長居してしまいそうになります。
店先では、干されたテングサの様子も見られます。
柏島を訪れたら、ぜひ味わってほしい名物です。
気づき|自然と人に包まれる“心の旅”
景色だけで終わらない柏島の魅力
柏島の魅力は絶景だけではありません。
ダイビングショップのスタッフや地元の方、旅人たちとの交流を通じて、人の温かさにも触れられます。
絶景・アクティビティ・グルメがそろう理想の旅先
柏島がある大月町には、グランピング施設や地元特産品を扱う道の駅もあります。
サップやカヤック、イカ釣り体験などのアクティビティも充実。
(ライター:HONAMI)