
海と山に囲まれ自然が豊かな伊豆の下田には、写真映えする観光スポットがたくさんあります。
車がなくても楽しめる美しい海岸や遠くまでよく見える景色、昔ながらの喫茶店など。
今回は東京から日帰りで行く、伊豆の下田の絶景を巡るモデルコースをご紹介します。
下田で絶景を巡るモデルコース
6:30東京を出発して伊豆下田駅へ
東京駅から新幹線こだま号に乗り、熱海でJR伊東線に乗り換え約2時間で伊豆急下田駅へ行きます。
車窓からは伊豆の海がよく見えるので、景色を楽しみながら移動できます。
9:00ロープウェイで寝姿山(ねすがたやま)

寝姿山は女性が仰向けで寝ている姿に似ていることから、この名前がつけられたそうです。
伊豆急下田駅から歩いて1分の下田ロープウェイ乗り場から乗車し、山頂の寝姿山駅を目指します。

山頂まで移動している途中には、大きな窓から下田の街並みや海が見えました。

寝姿山には展望台が2つと縁結びのお堂があり、一番遠いお堂でも坂道と階段を登って約5分で着きます。


それぞれの展望台からは、伊豆七島を見渡せて伊豆半島の景色もよく見えました。

朝に登ると空気が澄んでいるので、遠くまではっきりと見渡せます。
10:30発のロープウェイで下山すると、次のバスにちょうどよいタイミングで下山できます。
| 往復料金 | 大人1,500円、子ども750円 |
| 運行時間 | 15分間隔で発車 |
| アクセス | 伊豆急下田駅から歩いて1分 |
| マップ |
10:50フリーきっぷで龍宮窟(りゅうぐうくつ)へ

東海バスフリーきっぷを使って、伊豆急下田駅から田牛(とうじ)行きのバスに乗車し、龍宮窟へ向かいます。
約20分で海沿いの龍宮窟のバス停に到着し、2分ほど歩くと龍宮窟の入口があります。
洞窟の中に入って上を見上げると、直径が約50mの大きな穴が空いた景色が見られます。

波の浸食でつくられ、天井の一部が崩れ落ちて空が見えるようになった神秘的な洞窟です。
上には遊歩道があり、大きな穴の周りを歩いて洞窟を見下ろせます。
遊歩道の展望台からは洞窟がハート型に見えるので、カップルや友だちと一緒に訪れる人が多い有名な観光スポットです。

次は11:46発の伊豆急下田駅行きのバスに乗り、駅の近くでランチを食べに行きます。
12:30昔ながらの喫茶店でランチ

伊豆急下田駅から歩いて6分の「こおひいはうす可否館」で、チーズトーストとミントティーを注文しました。
こんがり焼けて表面がサクサクして中はふんわりしたトーストに、たっぷりチーズがかかっていておいしかったです。
店内にはアンティークのカップやお皿が並んでいて、ノスタルジックな雰囲気でした。
食後は駅周辺の街並みを散策しながら、伊豆急下田駅で次のバスを待ちます。
14:45フリーきっぷで白浜海岸へ

東海バスフリーきっぷを使って、約10分間バスに乗り白浜海岸に行きます。
全国から観光客が多く訪れ、青く透き通った海と白い砂浜が美しい海岸です。
国道に面した砂浜のため開放感があり、180度に広がる景色を思いっきり堪能できます。
15:00白浜神社へ

白浜海岸の北側の大きな岩の上に、真っ赤な鳥居の白浜神社があります。
白浜神社は伊豆七島を造った三島大明神を祀る神社のため、それぞれの島がよく見える岩の上に建立されました。
この鳥居をバックに写真を撮ると、青い海と赤い鳥居のコントラストが美しく写ります。
16:43発のバスに乗車して、伊豆急下田駅へ戻ります。
17:58伊豆急下田駅から東京へ

電車を待っている時間に、伊豆急下田駅の目の前にあるフロントでお土産を購入しました。
下田で作られたお菓子や紅茶、海産物などギフトにもぴったりの商品が販売されています。
下田のモデルコースで使ったフリーきっぷ
東海バスフリーきっぷ「下田2日券」
伊豆急下田駅周辺の路線バスが2日間乗り放題になるフリーきっぷです。
料金は大人が1,100円、子どもが500円で、龍宮窟と白浜神社へ通常料金で行くと1,780円かかるのでお得に移動できました。
ほかにも景勝地として知られている爪木崎やイルカと触れ合いができる下田海中水族館のバス停へも行けます。
購入方法と使い方
スマートフォンを使い、アプリまたはwebから購入します。

アプリやwebの詳細はEMOTのホームページに載っているので、こちらをご覧ください。
バスに乗車するときは、整理券を取りそのまま目的地まで移動します。
降車するときにチケットの画面で使うボタンを押し、バスが動いているアニメーションの動画を運転手に見せます。

下田市内の観光施設で割引が受けられ、朝に訪れたロープウェイも20%割引で乗れました
日帰りモデルコースで下田の絶景を楽しもう
今回は東京から日帰りで、伊豆の下田の自然が美しい絶景を満喫しました。
フリーきっぷを使うとお得にバスを使った移動ができ、効率よく観光スポットを巡れます。
このモデルコースを参考に、下田旅行を楽しんでください。