オンライン旅トーク 砂子間正貫

異色な経歴の持ち主“砂子間正貫”とは【オンライン旅トークvol.4 前半】

タビゼミ主催のオンライン旅トークとは

タビスケ
タビゼミメンバー限定のオンライントークも第4回目!

<<オンライン旅トークとは>>
実際に旅をしながら暮らしているゲストさんをお呼びして、オンラインで開かれるタビゼミメンバー限定のトークイベント。参加にはタビゼミへの加入が必要となります。

過去に開催されたオンライン旅トークの開催記事はこちら。
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世界を自転車で周る男 登山家 高詩シカ男
タビスケ
第4回目のゲストは砂子間正貫さん
元サーカス団員モロッコのラクダ使いの資格を所有しており、現在はライターとして日本全国を飛び回るという、とても面白い経歴をお持ちの方。
興味深いお話をたくさん聞けたので、その様子を一部ご紹介していきます。

 

異色な経歴な持ち主、砂子間正貫(すなこままさぬき)とは

今回のオンライン旅トークのゲスト、砂子間正貫さんのプロフィールを紹介していきます。

全国を飛び回りながらネットメディア「ロケットニュース24」で活動するライター。大学卒業後、木下大サーカスで舞台アーティスト兼音響照明などの裏方として11年間活動。サーカス団員時代に社会人硬式野球チーム「茨城ゴールデンゴールズ」で野球選手として活動していたことも。サーカス引退後は自由人・高橋歩が率いる地球を遊ぶボヘミアン集団「プレイアース」に所属、モロッコのサハラ砂漠でラクダに乗って旅をするツアーを担当していたが現在はコロナの影響により休止中。

未経験でサーカスに入団!その理由とはいったい

大学を卒業してサーカスに入団した理由とは

タビスケ
新卒で木下大サーカスを選んだのはなぜですか?
1つ目の理由は、全国各地いろいろなところを周ることに憧れていたからです。
大学時代に人力車のアルバイトをしていて、自分の好きな街を紹介するのが楽しかったという経験をしました。
それでもっと色々な土地を見てみたいと思ったのが理由の1つです。

体操の経験がないのに未経験のサーカスにチャレンジできた理由

タビスケ
学生時代のバイトの経験がキッカケになったんですね!では、もう1つの理由はなんですか?
2つ目は木下大サーカスが社訓として「挑戦する勇気」を大事にしていて、そこに共感したからです。
人力車のアルバイトをしている時に周囲から注目されるのが嬉しくて、人前に出て歓声を浴びることへの憧れを抱きました。
サーカスでは何度失敗してお客さんから残念そうな声が聞こえても、最後の一回成功するだけでとても大きな歓声を浴びることができます。
そこにすごく気持ちが通じて、自分もそういうことがしてみたいと思いサーカスに興味を持ち、体操の経験もなかったけど、気持ちだけで入りました。

これまでの経験を生かすため選んだ現在の職業は「ライター」

サーカス団員からライターへ転職した理由とは

タビスケ
現職ライターを選んだのはなぜですか?
現在はロケットニュース24をメインに、他からいくつかお仕事をもらっている状態です。
元々大学時代に文学部だったこともあり文章を書くのが好きだったからでしょうか。
サーカスをやりながらタレントの萩本欽一さんが監督を務める野球チーム「茨城ゴールデンゴールズ」にも所属していた経験など、自分にしか書けない特別な経験を文章で人に伝えたいと思ったのもきっかけの1つです。
そのタイミングでロケットニュース24でライターオーディションが開催され、受けてみたらこれまでの経験が評価されて合格をいただき今に至ります。

現地の人から学んだ「ラクダ使いをする上で大切なこと」

モロッコでラクダ使いの資格をとろうとしたキッカケ

タビスケ
11年間サーカス団員として活動した後、なぜモロッコでラクダ使いの資格を取ろうと思ったのですか
サーカス団員だった時代に出会った作家の高橋歩さんから、「サーカスやってるから移動にも慣れてるし、動物も得意だろ。」と言われたのがきっかけです。
高橋歩さん率いる地球を遊ぶボヘミアン集団「プレイアース」では、自分たちの気に入った場所にアジトにするボヘミアンと呼ばれる企画があります。
その企画のなかで「今度モロッコのサハラ砂漠でラクダを引くようなツアーをやりたいんだけど、やってみる?」と声をかけていただきました。
当時怪我をしていてサーカスの引退を考えていたし、面白そうだなと思って立候補して今に至ります。

ラクダ使いの経験から学んだこと

タビスケ
ラクダ使いの経験を通して学んだことは何かありますか?
モロッコに住むベルベル人たちに「ラクダ使いをする上で一番大切なことって何?」って質問したときのことです。

「お前は先頭のラクダしか見ていない。大事なのは先頭のラクダじゃなく一番後ろのラクダを見ることだ。」と言われました。

ラクダ使いは通常、十数頭のラクダをロープに繋いで歩きます。

先頭のラクダの歩くペースが少し早いだけで最後尾のラクダは首が引っ張られてしまい、先頭のラクダの歩くペースが遅いと最後尾のラクダは前のラクダを追い越してしまいます。

もしその状況でお客さんを乗せていたら事故に繋がる可能性もあるため、絶対に最後尾のラクダをよく見ていろというのが理由でした。

 

タビスケ
なるほど、なるほど。

帰国後この話を上司にすると「その話けっこう深いな。」と言われました。

その上司は続けて言いました、「俺たちは職場で自分と立場の近い人間しか見ていない。もっと新入社員やアルバイトなど、少し距離の遠い人間が気持ちよく働けているのかをしっかり見ておく必要があるな。と。

そう言われてみるとこの話って色々なことに通づるなと感じ学びになりました。

異例の経歴、砂子間正貫のオンライン旅トーク前編まとめ

前編では砂子間さんのこれまでの経歴についてお話ししていただきました。

後半ではそれらの経験を通して学んだことやこれからについてお話ししていただいたので、ぜひチェックしてみてください。

オンライン旅トークvol4後半

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タビスケ
オンライン旅トークに向けてサハラ砂漠でのエピソードをわざわざ砂子間さんがブログにまとめてくださいました!

 

 

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