海外旅行に慣れていると、普通の観光地に行くだけでは物足りなく感じることがありませんか。
そんな方に訪れてほしい、1度行ったら刺激的で忘れられない世界の火祭りをご紹介します。
火祭りはこんな人にオススメ
毎年世界各国で開催されているさまざまな種類の火祭り。
なかには日本と比べ物にならないほどスケールが大きい火祭りもあります。
火祭りは刺激的な体験をしたい方や一生忘れられない経験がしたい方、大迫力の写真を撮りたい方におすすめです。
一生忘れられない世界の火祭り5選
聞いたら訪れたくなる、世界の火祭りを5つ厳選してご紹介します。
1.【スペイン】サン・ホセの火祭り
スペイン三大祭りの1つとされるお祭りです。
その年に1番優れた人形を選ぶコンテストが開催され、選ばれなかった人形は全て燃やされます。
日程 | 3月15日〜3月19日(メインは3月19日) |
参加費用 | 無料 |
開催地 | スペイン(バレンシア) |
アクセス | ヨーロッパ各都市→バレンシア空港まで行き、セルカニアス(郊外列車)で会場のバレンシア旧市街へ |
ツアーの有無 | あり |
治安 | 夜中でも街灯が灯っており人出も多いため、問題なし |
注意点 | ・スリ対策に内ポケットがある斜め掛けバッグで行くのがおすすめ
・日中は気温が25度まで上がるのに対し、日が落ちると肌寒くなるため体温調節ができる服装がおすすめ |
2.【スコットランド】アップ・ヘリー・アー
1,000人もの島民がバイキングの格好で松明を持って行進し、バイキング船へ一斉に火をつけるお祭りです。
バイキングの誇りをかけた彼らの情熱と迫力が、炎で表現されるように感じるでしょう。
日程 | 1月最後の火曜日 |
参加費用 | 無料 |
開催地 | スコットランド(シェトランド諸島) |
アクセス | 成田空港〜ロンドン〜アバディーン〜シェトランド諸島を飛行機で乗り継いで行く |
ツアーの有無 | あり |
治安 | 問題なし |
注意点 | ・観光客は見学のみ
・期間中の平均気温は5度前後で100ml以上の雨が降ることもあるため、防寒具や雨具があると安心 |
3.【グアテマラ】悪魔燃やし
ダンボールでできた悪魔人形を燃やして邪気払いするお祭りです。
元々はランタンを玄関先に吊るしていましたが、経済的に余裕のない人々が家のゴミを道で燃やしたのが始まりとされています。
植民地時代に始まったこのお祭りは、毎年の恒例行事です。
日程 | 12月7日 |
参加費用 | 無料 |
開催地 | グアテマラ(グアテマラシティ) |
アクセス | 成田空港〜ロサンゼルス〜グアテマラシティを飛行機で乗り継いで行く |
ツアーの有無 | なし |
治安 | 日中は人通りがあり1人で歩く女性も多いため、日中であれば治安は問題なし |
注意点 | ・周囲に気を払って行動をしないとスリに遭う可能性がある
・一般市民のデモにより中心街を走る交通機関が停止することがある |
4.【インド】ディーワーリー
インドで主に信仰されているヒンドゥー教の新年を祝うお祭りです。
「光は闇に打ち勝つ」ことを象徴する光の祭典とされています。
日程 | 10月下旬〜11月上旬の内の5日間 |
参加費用 | 無料 |
開催地 | インド全土 |
アクセス | 東京〜デリーの直行便 |
ツアーの有無 | あり |
治安 | 問題なし |
注意点 | ・スーパーでさえ営業しないことがあり、お祭り当日までに買い出しを済ませておくことをおすすめ
・お祭り期間は交通機関の運行数が少なくなることもあるため、事前に運行状況を調べておく |
5.【日本】手力の火祭り
爆竹音が鳴り響く中、花火が仕掛けられたおみこしを裸の男たちが担いで乱舞するお祭りです。
海外に行くのが怖いと感じる方でも、日本国内で火祭りを体験できます。
岐阜県で行われる伝統的な手力の火祭りは、海外に負けず圧巻のお祭りです。
約20mの高さの滝花火に点火後、激しい火の粉の中で裸男らが乱舞する姿の勇猛さに思わず息をのんでしまいます。
日程 | 4月の第2土曜日 |
参加費用 | 無料 |
開催地 | 岐阜県岐阜市 |
アクセス | 名鉄岐阜駅から乗車し、手力駅で下車してから徒歩5分 |
ツアーの有無 | なし |
治安 | 問題なし |
注意点 | なし |
火祭りに参加する際の注意点
お祭りに参加する際に注意したいポイントを3つまとめました。
海外は日本と環境が違うので特に注意してください。
スリに注意
海外のお祭りに参加する際はスリに気をつけましょう。
大迫力の演出に集中しすぎると、うっかり貴重品を盗まれる事例は少なくありません。
お祭りの最中もバッグは肌身離さず持っておくのをおすすめします。
気温の変化に対応できる服装
海外ではさまざまな地域でお祭りが開催されています。
そのため1日の気温差が激しい場所では、夜になると急に肌寒くなることも。
気温を事前に調べたうえで、重ね着をするなど対策をおすすめします。
遠くからの見学のみ可能な火祭り
多くの火祭りは間近で見学が可能ですが、アップ・ヘリー・アーのように遠くからの見学のみ可能な火祭りもあります。
事前に見学中の注意点をしっかり確認しておきましょう。
近くから見られない場合でも国ごとに違う火祭りの雰囲気や文化を味わえるため、ゆっくり写真撮影をして楽しむのもいいですね。
世界の火祭りに参加して一味違う旅行に
刺激的な世界の火祭りを5つご紹介しました。
世界では日本に比べてスケールの大きい火祭りが多く開催されています。
いつもの旅行に少し刺激がほしい方や火祭りに興味を持った方は、参加してみてはいかがでしょうか。