休学中の女子大生にインタビュー
1年間の休学を行っている大学3年生のまこさんにお話を伺いました。
海外インターンシップや趣味のものづくりでイベントを開催するなど、心に従って好きなことにチャレンジした結果ストレスフリーな学生生活を送っています。
最初に簡単な自己紹介をお願いします。
現在は休学中で、半年間ベトナムでインターンシップを経験しました。
帰国後はものづくりの活動に励んでいます。
ベトナムのインターンシップで学んだこと
経営学部の授業でASEAN諸国の経済状況について学んだことから、より詳しく知りたいと思うようになりました。
一般的な海外インターンシップでは、参加者がお金を支払うのが主流ですが、私が参加した会社では、宿泊費とお給料が支給されるためそこに魅力を感じたのも応募した理由の一つです。
雑誌出版の会社で、ベトナムに住む日本人むけに現地の日本食や日系企業の紹介をする仕事です。
ベトナムの情報を発信するInstagramアカウントの運営にも携わっていました。
インターンシップで得た新しい価値観
日本と異なる文化
街を歩けば路上でカラオケをする声が聞こえてきたり、お店に行っても営業時間なのに「今日はもう閉店ね」と閉め出されたりすることもありました。
スーパーの店員さんも、お客さんがいない時はスマホを見たり、同僚とおしゃべりしていたりと、自由な印象が強く残っています。
その自由な生き方が私はすごく好きです。
海外インターンシップ以外に力をいれたこと
私の通う大学に3Dプリンターが設置されていたのがきっかけです。
所属する経営学部では新商品の企画などの理由で模型を作るために、3Dプリンターの使用が許可されていました。
当初は何が作れるのかわかりませんでしたが、だからこそなんでも作れる可能性があることに気づき、その「なんでも作れる可能性」が3Dプリンターの1番の魅力だと考えています。
今までに、アニメのキャラクターや約50cmの観覧車、金閣寺などを作りました。
直近では、お寿司のキーホルダーを作成するイベントを企画しています。
幼少期、周りの大人からやりたくないことを理由もなく強要されることが多くありました。
大学生になった今、自由に自分を表現する機会が増えたことで、ストレスフリーな生活ができるようになりました。
私にとってものづくりは自分を思う存分に表現できる大切な場所です。
子供たちにもそんな時間をたくさん過ごしてほしいし、楽しみながら「自分」を確立できる最高の場所を提供していきたいと考えています。
休学を悩む大学生に伝えたいこと
理由はあとからついてくるはずです。
仮に休学中に失敗することがあるとしても、それが1つの経験として価値があります。
やりたいことがないと悩んでいる人は、小さなワクワクや興味を休学中に思う存分追いかけてみてください。
それが今後やりたいことへのきっかけになると考えています。