旅行で初めて飛行機に乗る方必見!
朝が弱くて起きれない方のために、乗り遅れないための対策をレクチャーしていきます。
飛行機の乗り遅れを防止
旅行の前日ワクワクする気持ちと同時に、「寝坊して飛行機に乗り遅れたらどうしよう?」「事故や病気の場合は返金されないの?」と不安になることはありませんか。
この不安を解消するための搭乗前に知っておくべき情報と、もしも乗り遅れてしまった場合の対処法をご紹介します。
未然に防ぐことで心に余裕ができて、安心して旅行の計画ができますね。
飛行機を乗り遅れる前に知っておくべき3つのポイント
乗り遅れたとしても次にご紹介する3つの知識があれば、気持ちも少し楽になるはずです。
1.航空会社の規約を確認
搭乗予定の航空会社の規約を見て、乗り遅れた場合に返金されるか、便を変更できるかなどを確認しましょう。
ANAやJAL以外の低価格な航空会社は、乗り遅れて便を変更する際、差額と手数料がかかります。
心配な方は「乗り遅れても手数料がかからないプラン」をオプションで申し込みましょう。
また返金されるときは現金ではなく、次回の予約時に使えるチケットやポイントのような「バウチャー」がほとんどです。
参考に、4つの会社の規定をまとめました。
ANA
変更可能便 | プレミアム運賃などのプレミアムシリーズ、ANA FLEX、小児運賃、ビジネスきっぷ、アイきっぷ、株主優待割引運賃、障がい者割引運賃、介護割引 |
変更不可能便 | ANA VALUE PREMIUM・ANA SUPER VALUE PREMIUM・ANA VALUE・ANA VALUE TRANSITシリーズ、スマートシニア空割、スマートU25、いっしょにマイル割 |
払い戻し手数料 | 440円 |
取り消し手数料 | 便によって異なる(HPを確認) |
注意点 | 1.予約便出発前までに予約を取り消さないと便は変えられないが、返金は可能 2.病気の場合(医師の診断書等の提出必須) ・予約便出発予定日から30日間以内の便への変更可 ・払戻手数料や取消手数料はなく、全額払い戻し |
JAL
変更可能便 | 大人普通運賃、小児普通運賃、往復割引、障がい者割引、JALビジネスきっぷ、eビジネス、株主割引、介護帰省割引、特別乗継割引、特別往復割引、離島割引 |
変更不可能便 | ウルトラ先得、スーパー先得、先得割引タイプB、先得割引タイプA、特便割引21、特便割引7、特便割引3、特便割引1、乗継割引28、乗継割引7、おともdeマイル割引 |
払い戻し手数料 | 440円(有効期限翌日から10日以内) |
取り消し手数料 | 440円 (いずれも便によって追加料金がかかることもあり、HPを確認する必要がある) |
注意点 | 1.予約便出発20分前までに予約を取り消さないと便を変えられないが、返金はできる 2.病気の場合(医師の診断書等の提出必須) ・払戻手数料や取消手数料はなく、全額払い戻し |
Peach
変更可能便 | すべて |
変更不可能便 | ― |
払い戻し手数料 | 便によって異なる(HPを確認) |
取り消し手数料 | 便によって異なる(HPを確認) |
注意点 | 1.予約1時間前までに取り消し手続き、3時間前までに変更手続き 2.病気や事故の際、peach旅行保険やチケットガードに登録しておけば補償が効く 3.現金ではなくピーチポイントで返ってくる 4.預け荷物や座席指定の払い戻しはできない |
Jetstar
変更可能便 | すべて |
変更不可能便 | ー |
払い戻し手数料 | 便によって異なる(HPを確認) |
取り消し手数料 | 便によって異なる(HPを確認) |
注意点 | 1.2時間前までに変更、キャンセル手続きを行う 2.病気や事故の際は払い戻しやキャンセルができるので問い合わせる(医師の診断書など必須) 3.キャンセル・払い戻しできない便もある 4.現金ではなくバウチャーで返ってくる |
2.「フラットタイヤルール」が適応されるか確認
「フラットタイヤルール」をご存知ですか。
仮にキャンセルできない便であっても、特別に次の便に載せてもらえる場合のことを呼びます。
非公式で、航空会社のホームページには記載されていない知る人ぞ知るルールです。
その日のフライト状況やスタッフの判断により左右されるため、必ず適用されるわけではありませんが、もしも便に間に合わなさそうな場合はすぐに航空会社に確認するのが良いでしょう。
3.時間に余裕を持った行動を
事前の対策で一番重要なのは、時間に余裕を持って行動することです。
空港までのアクセスをきちんと調べておく、前日は夜更かししないなど、無理のないスケジュールを立てましょう。
またもし忘れ物をしても、必要なものはほとんど空港に揃っているため焦らずに購入できて、心のゆとりが生まれます。
最低でも1時間前には空港に到着しておくのがおすすめです。
飛行機に乗り遅れたときの対処法
どんなに準備万端でも、当日どんなトラブルが起きるかは分かりません。
もしも飛行機に乗り遅れてしまった場合の対処法をご紹介します。
1.落ち着いて冷静になる
飛行機に乗り遅れてしまうとパニックになりやすく、財布や携帯電話、パスポートなど大事な持ち物を忘れてしまう可能性があります。
まずは落ち着いて、必要な手続きを明確に確認しましょう。
優先されるのは、飛行機のキャンセル手続きや便の変更、空港に行くまでのバスや電車などのキャンセルになります。
2.航空会社に連絡
何をすべきか明確にしたところで、飛行機に間に合わないと判断したらすぐに航空会社に連絡をしましょう。
早めに連絡をすることでフラットタイヤルールが適用されたり、返金してもらえる場合もあります。
LCCなどの低価格な航空券は電話が繋がりにくい場合もあるため、チャットなどの活用もおすすめです。
航空会社や他のお客さんに迷惑をかけないために、素早い連絡を心がけてください。
3.空港で相談
空港に到着したもののギリギリ間で合わなかったり、電話やチャットで解決できなかったりした場合は空港で相談してください。
予約した航空会社のカウンターに行くのが一番ですが、見つからない場合はインフォメーションセンターで相談してみましょう。
まずは返金や便の変更手続きを案内を尋ねて、解決策を見つけることが安心できる近道になります。
事前リサーチで飛行機に乗り遅れない対策を
当日のトラブルはつきもののため、不安は誰しもが抱える悩みです。
しかし事前に乗り遅れた場合の対処法を知っておけば、もしもの場合でも安心できます。
今回ご紹介したポイントを押さえて、楽しい旅行計画を立ててください!