コロナ収束後の旅先候補として、最近よく旅界隈で話題にあがる国「ジョージア」について今回はご紹介していきます。
ジョージアと聞くと、缶コーヒーメーカーを思い浮かべたり、アメリカのジョージア州を思い出す人の方が多いのではないのでしょうか。
話題にあがるといっても、まだまだマイナーな国。
「え、ジョージアってどこ?」なんて、頻繁に聞かれてしまうくらいです。
そんなマニアックな国がなぜ旅行者が増えているのか、現地在住者がジョージアの魅力について詳しくご紹介していきたいと思います。
ジョージアとはどんな国なのか
東ヨーロッパに位置しており、アゼルバイジャン、アルメニアとともにコーカサス3国に数えられる国、ジョージア。
昔はグルジアと呼ばれていた国です。
首都はトビリシ、人口は約3,720,000人。面積、約69,000㎢。
ワイン発祥の国としても知られており、その歴史は紀元前6,000年にまでさかのぼります。
ほとんどの家でぶどうを育てており、自家製ワインを嗜むのが醍醐味です。
最近では「シュクメルリ」に代表されるジョージア料理が、日本でも話題を呼んでいます。
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ジョージアが人気な理由
ジョージアの第一言語は「ジョージア語」、第二言語は「ロシア語」と、英語の通じない人も多く存在しています。
またジョージアは東ヨーロッパに位置しているため、日本からのフライトは早くても16時間かかる上に直行便はありません。
これだけ聞けば行きたいと思う人は少ないかもしれません。
日本人の99%は行かない国、ジョージア。
ビザなしで360日滞在できる国、ジョージア
なんと最大で360日間、ビザなしで滞在することが可能です。(2020年現在)
3か月以上滞在する場合は在留届を提出する必要はありますが、オンラインでの提出も可能なため、わざわざ大使館に行く必要はありません。
長期での海外旅行で面倒な滞在国のビザ取得や更新、ジョージアではストレスフリーで滞在出来る魅力があります。
夜間の外出が可能!治安が良い国ジョージア
少し外れたところは道がガタガタであったり建物が古かったりと、発展途上な感じがありますが、それでも治安が良いで言えるほど事件は少ない国です。
海外では珍しく、夜間に女性が一人でも出歩いても大丈夫と言われています。
とはいっても街灯の少ない場所や暗い細道などは危険が潜んでいる可能性がありますので、用心することに越したことはありません。
他の国と比較して治安が良いということです。日本と同じだとは思わないようにしましょう。
ご飯がとにかく美味しくて日本人好みの国、ジョージア
ヨーロッパのような、アジアのような味わいは日本人の口にもピッタリ。
日本でもジョージア料理の一つ「シュクメルリ」が話題になり、ジョージア料理が日本人の口にあうことが証明されました。
日本で提供されているジョージア料理は多少アレンジが加えられているため、完全に本場の味ではないため、やはり本場で食べていただきたいです。
歴史のあるジョージアワインと一緒に楽しめば、もう病みつきになること間違いなしです。
ジョージアゲストハウスオーナーおすすめの料理 かつてはグルジアと呼ばれていた国、ジョージア。 日本人の99%が行かない国…
ジョージアは物価が安くて長期滞在に向いている
ジョージアの通貨はラリ(GEL)と呼ばれており、1ラリ=約35円です。(2020年9月現在)
首都のトビリシには地下鉄やバスが通っており、片道一律0.5ラリ(約20円)、乗り換えも30分以内であれば無料という驚愕の金額です。
もちろん食材も安く、野菜の多くは1キロ1ラリ前後(約35円)。
外食をしても、一人分の料金がおおよそ20ラリ前後(約700円)、仮に食べ過ぎてしまってもちょっと多く食べても1,000円ほどで収まります。
もちろん野菜やその他の食材を購入して自炊すれば、もっと節約できます。
世界的に有名なジョージアワインも破格の値段で、安いものであれば1L3ラリ(100円)で飲めてしまいます。
旅行者でも簡単に銀行口座が作れる
カードの受け取りも、名前を印字しなければその日の内に受け取れるのです。
キャッシュカードは、デビットカードとしても利用ができるため、電車やバスでそのままタッチして利用できるのはもちろん、スーパーやレストランで支払いすることができます。
ジョージアはカード決済に対応しているお店が多いため、移住者はもちろん長期・短期滞在者も作っておくと滞在中の生活が便利になること間違いなしです。
ジョージアは長期滞在がオススメ
有名どころの観光地間の距離が遠く、1つの観光地で一日が終わってしまうことも珍しくありません。
ジョージアワインも種類が多いため、1度の食事ですべてを試すのもなかなか難しいところ。
ゆっくり観光地を回って、ゆっくり料理やワインを楽しむのがジョージアを楽しむおすすめの方法。
ジョージアと一言で表しても、地方によって特徴がガラリと変わります。
首都のトビリシでオーソドックスな教会やジョージア料理を堪能するのも良し、バトゥミ地方に行って海や海鮮を楽しむのも良し、カヘティ地方に足を伸ばし中心地にはないゆったりとした時間を楽しむのも良し。
色んなジョージアを満喫するためには、長期滞在がお勧めです。
魅力たくさん話題沸騰の国、ジョージア
是非次の旅行先として検討してみてはいかがでしょうか。
ジョージアにお越しの際は、ジョージア人気の火付け役ともなった日本人が集まり、情報交換ができるゲストハウス「ニンジャハウストビリシ」をよろしくお願いします。