インドの鉄道のイメージってどんな感じを想像しますか?
・汚い
・怖い
インドの列車と聞くとマイナスなイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。
インドの鉄道事情
インドには大きく分けて、長距離を移動するための列車と市内を移動するためのメトロ(地下鉄)があります。
今回お話をしていくのは長距離列車の方ですが、メトロは日本と変わらないぐらい綺麗なので驚きです。
インドの鉄道の乗り方をご紹介
汚そう、危なそう、盗難にあったりしないの?など、マイナスなイメージが多くあるインド鉄道。
ここではまず乗る前のチケットの買い方、座席の確認の仕方についてお話していきます。
簡単すぎる!チケットの買い方
チケットはニューデリー駅の2階にある、外国人窓口にて購入することができます。
まずはニューデリー駅構内に向かいます。
どこへいく場合でもこの駅でチケット買うことができるので、インドを旅する場合は覚えておくのが必須な場所ですね。
このとき嘘つきインド人には気をつけてください。
「今日は外国人窓口は閉まってる」などの嘘をついてくることが多くあるので、それは無視して違う人に聞きましょう。
オフィスに着いたら、買い方はとても簡単。
- 整理券を取る
- 待つ
- カウンターで行きたい都市、日付を言い、支払う
全ての説明に、ヒンディー語だけではなく英語の説明も書いています。
周りの人も全員チケットを買いにきているのでわからないことがあれば教えてくれます。
インドの鉄道チケット、見方をご紹介
チケットには英語、ヒンディー語でなにやら多くのことが書かれていますが、このように駅員さんが重要な部分に線を引いてくれます。
2.出発日
3.出発駅
4.到着駅
5.号車
6.座席番号
7.出発日時
8.到着日時
チケットを購入したら、自分が乗る番号のホームへ行き、出発時間まで列車を待ちます。
ホームでは英語でのアナウンスはないですが、列車の番号は電光掲示板で表示されています。
意外と座れるインド列車の車内
乗車率200%などとも言われているインドの鉄道ですが、長距離の列車は座席が指定されているのでちゃんと座れます。
でも、自分の席のはずなのに違う人が座ってる…なんてことはもう当たり前です(笑)
インド人は自分の席じゃなくても平気で座ってきます…
しかし、そこは自分の席だと伝えればすぐに空けてくれるのでご安心ください!
デリーからジョードプルの間を列車で移動
実際の車内の様子、気をつけること、楽しみ方などを話して行きたいと思います。
暑いイメージのインドですが、冬もあり、それがまたとにかく寒いのでその様子を一緒にお話ししますね。
とにかく寒い冬のインド列車
こたつの中で過ごすお正月も良いですが、砂漠の真ん中で、満点の星空の下で過ごすのもとても刺激的です。
日本の冬の時期にインドへ行ったのですが、12月、1月はインドでも冬で、日本と同じぐらい寒いです。
特に朝晩は気温が1桁にもなり、その中で乗るインド列車はもうとにかく寒いです。
今回SLクラス(1番安いクラス)ということもあり、暖房がないのはもちろんですが、窓がきちんと閉まっておらず、そこから隙間風が…
3月過ぎまでは寒いと思うので、乗車の際は毛布を買うことをおすすめします。
駅や市街地でも売っているため、乗車前に必ず買っておきましょう。
インドの列車内で気をつけること
インド人はとても優しいので、仲良くなってずっと話してるなんてこともよくあります。
しかしそんな時でも自分の貴重品の管理は怠らないようにしましょう。
寝る時、トイレに行く時などもしっかり持っておき、置きっぱなしにはしないように!
インド列車をさらに楽しくするために
長距離の移動をするだけでも楽しめると思いますが、さらに楽しむ方法を紹介します。
現地人とのコミュニケーション
まずはとにかく陽気なインド人とのコミュニケーションを楽しみましょう。
ヒンディー語はもちろんだけど英語も喋れない…という人も、インドは言語が通じなくても楽しくコミュニケーションは取れます。
まずは緊張を押し切って話しかけてみましょう。
インドの飲み物、本場チャイにチャレンジ
インドの列車では車内にもホームにもチャイがよく売られています。
まずは乗って一杯、インド人と話しながら一杯、朝起きてから一杯と何杯でも飲めてしまうぐらい美味しいです。
車内ではチャイを売るおじさんの独特な声が頭から離れなくなるなんてことも。
無事について、目の前に広がるジョードプルの絶景
12時間の移動を経て、ジョードプルに到着しました。
この街は別名「ブルーシティ」共呼ばれていて、青く塗られた建物が多くあります。
そんなブルーシティを一望できる「メヘランガル城壁」はワンピースの舞台にもなっていてオススメな場所です。
デリーからジョードプルまでインド列車の乗り方まとめ
怖いイメージが付きがちなインドですが、とても魅力の多い国でもあります。
きちんと注意をし、準備しておくことで危険は避けることができるものです。
インドという国は他の国にはない特別な空気が漂っていると思いますので、単調な旅に飽きてきた方は是非1度訪れてみましょう!
きっとまた来たくなるようなそんな感覚になると思いますよ。
旅人のバイブル。最近では電子書籍化もしており、持ち運ぶ必要がなく便利になりました。移動中のインド列車の車内でインドの歴史やヒンドゥー語の勉強なんていかがでしょうか。