3年に一度開催される瀬戸内国際芸術祭によって、うどん県としてだけでなくアート県としても注目を浴びるようになった香川県。
今回は男木島・女木島に続き、瀬戸内国際芸術祭の舞台の一つ、小豆島を紹介していきます。
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瀬戸内国際芸術祭の舞台、小豆島はどんな島?
瀬戸内海の島の中で2番目の大きさを誇る島で、港は7ヶ所もあります。
高松港から池田港、草壁港へはフェリーで1時間程度。
広い島なのでいろいろ回ろうと思うと、車で行く、もしくは路線バスが多く走っているのでバスに乗るのもいいですね。
個人的には、電動自転車が駐車場も時間も気にしなくていいのでオススメです!
小豆島と言えば、醤油や佃煮、手延べ素麺など様々な特産品がありますが、中でも有名なのがオリーブ。
日本で初めてオリーブの栽培に成功した場所としても知られていて、観光でも「見る」「食べる」「買う」などいろいろな楽しみ方ができます!
小豆島で出会えるアート作品
シャン・ヤン《辿り着く向こう岸―シャン・ヤンの航海企画展》
廃棄された古い漁船と家具を組み合わせてつくられた屋外作品。
近づいて、どんなパーツが使われているのか見るのも面白い!
この作品は、シャン・ヤンが計画中の航海プロジェクトの「船」のパーツになる予定だそうです。
中山英之建築設計事務所《石の島の石》
小豆島の石は歴史上に名高いもので、大阪城や江戸城修築にも使用されたと言います。
この作品はそんな地元で採掘された花こう岩を主材料としたコンクリートでつくられた公共トイレ。
作品を通して小豆島の石の歴史を知ることができました。
岸本真之《つぎつぎきんつぎ》
島の人たちから不要になった陶磁器を集め、「金継ぎ」という修復技法でつなぎ合わせた立体作品。
普段家の中でよく目にするものも、手法を凝らせばこんな面白いアートになるんですね。
ジョルジェ・ルース《ジョルジェ・ギャラリー》
個人的に一番楽しみにしていた作品!
室内のある一点から見ると黄金の円が浮かび上がるという緻密に計算された作品です。
少し角度を変えて見てみると、全く円に見えません!
ある一点に立ったときだけ、空間の中に新しい空間が現れたように感じる不思議な作品でした。
映える!美味しい!オリーブの恵みを満喫
冒頭で少し紹介した特産品のオリーブを、見て、食べて、買って満喫できるのが、道の駅 小豆島オリーブ公園。
幸せのオリーブの葉を見つけよう
瀬戸内海を見下ろす小高い丘には約2,000本のオリーブの木が栽培されています。
オリーブ並木を散歩するだけでも楽しいですが、せっかく園内を散策するなら探してほしいのがハートの形をしたオリーブの葉。
四葉のクローバーのように、見つけると幸せになれるといわれています。
見つけたハートの葉は、自分で採って、園内のオリーブ記念館で有料ですがしおりにすることもできます。
素敵な旅のお土産になりますね。
フォトジェニックな風車の丘で空飛ぶ写真を撮ろう
映画「魔女の宅急便」(実写版)のロケ地になったオリーブ公園では「魔女のほうき」を無料レンタルしています。
オリーブのグリーン、海のブルー、ギリシャ風車のホワイトが美しいフォトスポットはインスタ映え間違いなし。
主人公のキキになりきって撮影しましょう。
絶品!オリーブソフトを食べよう
オリーブオイルは、美容・健康に関心の高い人々から注目を集めています。そのオリーブオイルがかかったソフトクリームは絶品!心も身体も潤った気分になりました。
オリーブソフト以外にも、様々なオリーブの商品が販売されています。
オリーブオイルはもちろん、オリーブを使用した珍しいお菓子、オリーブ化粧品、オリーブ工芸品など、お土産も要チェックです!
アートがいっぱいの小豆島まとめ
アート作品から島の歴史や文化を垣間見るのもよし。
友達と魔法のほうきにまたがり空飛ぶ写真を撮るのも楽しいし、恋人とハートの葉を探しながらオリーブ並木を散歩するのも素敵ですよね。
誰と行っても、何度行っても楽しめる小豆島、ぜひ足を運んでみてください!
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