メークロン市場と言われてもピンと来ない人も、もしかすると線路すれすれにお店を出している市場と言えばご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はそんなタイの珍スポットの1つであるメークロン市場までの行き方やオススメの時間帯などを紹介します。
電車すれすれな珍スポット、メークロン市場
皆さんもテレビなどでこの景色を見たことがあるのではないでしょうか。
こちらの写真がメークロン市場です。
別名タラード・ロムフッブともいい、タイでは傘をたたむ市場という意味があります。
列車の前後に屋根をたたむ様子を傘をたたむこととかけているようです。
メークロン市場の位置
メークロン市場はタイの南部、バンコクから南東方向に位置し、サムット・クラーム県にあります。
バンコクからはあまり離れていないため日帰りでの観光が可能です。
近くにはメークローン川が流れている事も名前の由来だと思われます。
メークロン市場の歴史
メークロン市場が出来たきっかけは1980年代に遡ります。
タイでの鉄道の国営化をきっかけに、線路脇にある国有地に貧しい方々が住み始め商売が行われるようになりました。
その後だんだんと住民もお店も増えていき、今の市場のようになりました。
タイではこの市場のように国有地に貧しい方々が住みつきスラム化することが多いそうです。
もしメークロン市場の人たちを立ち退きさせたとしても他の場所に住みつく可能性が高いため、危険でありながらも黙認され今でもメークロン市場があります。
メークロン市場で販売しているもの
まず初めに線路脇の様子を紹介。
写真はタイでの人気なお土産の1つ、タイパンツ。
値段は約100バーツです。
マンゴーなどのフルーツが売られていました。市場ではフルーツが多く見かけられます。
加工食品を販売しているお店もあります。
市場全体を通して食材を販売しているお店が多かった印象が。
線路脇だけではなく、その周りにも市場は広がっています。
線路脇を少し離れると写真のように少し広い空間に市場が広がっており、魚介やお惣菜、パンなどを販売しているお店が見かけられました。
メークロン市場へ訪問するオススメの時間帯とは
以下がメークロン市場で電車が通る時間帯。
オススメの時間は11時台。
他の時間帯は次の電車が通るまで時間が少し空きますが11時台は2回見ることが出来ます。
メークロン市場までの行き方
メークロン市場までのルートはいくつかありますがここではミニバスのロットゥーを使った方法を紹介します。
初めにチャトゥチャック ミニバスステーションに行きます。
チャットチャックのバス乗り場から1時間半〜2時間ほど。
ロットゥーは大体10〜12人乗りで自分の時は10人乗りでした。
料金は100バーツ。
ロットゥーは市場近くの停留場につき、そこから徒歩すぐで目的地に到着します。
(おまけ)メークロン市場近くのワンタン麺屋さん紹介
おまけの情報として市場近くにある、おいしいワンタン麺屋さんを紹介しておきます。
何店舗か飲食店がありましたが自分が利用したのはこちらです。
お店の名前はGong Meng Chan Ba Mee Kiao。
メークロン市場の外れにあります。
位置はこちらを参考にしてください。
主なメニューはワンタンだけ・麺だけ・ワンタンと麺の三種類があり、それぞれ汁なしもしくは汁ありから選べます。
一杯あたり40〜50バーツです。
食べ物以外には飲み物なども販売しています。
タイの有名観光スポット、メークロン市場のまとめ
以上が世界的にも有名な観光地、鉄道市場ことメークロン市場についての紹介でした。
目の前すれすれを電車が通る迫力と列車が通るたびにお店を片付ける市場の様子は、なんとも非日常な光景で人生で一回は見る価値があると思います。
有名な観光地のためスリや安全面にも気をつけつつ、ぜひ世界の珍スポットの1つメークロン市場を訪れてみてはいかがでしょうか。