埼玉県の西部、秩父郡にある小鹿野町。
ロッククライミング好きな人にはお馴染みの街なのですが、コロナ禍の影響もありワーケーション誘致にもチカラを入れています。
小鹿野町(おがのまち)とは
小鹿野町までのアクセス方法
小鹿野町には鉄道が通っていないため、電車でのアクセスは秩父鉄道の秩父駅か、西武鉄道の西武秩父駅からクルマやバスで移動する必要があります。
東京駅から秩父駅まではだいたい2時間ちょっと、クルマの場合でもだいたい同程度の所要時間。
ワーケーションモニターツアーでは駅から宿まで送迎バスがでていました。
小鹿野町の見どころ
小鹿野歌舞伎
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小鹿野町のキャッチコピーは「花と歌舞伎と名水のまち」
歌舞伎については、小鹿野歌舞伎という名前で、役者から裏方まですべてを住民が行う全国でも珍しいカタチで高く評価されています。
小鹿野歌舞伎の公演スケジュールはここから見れるので、興味がある人は要チェック。
尾ノ内渓谷
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夏は緑が生い茂り、細く長い吊り橋や、滝があり、ちょっとしたハイキングにはピッタリの場所。
最近では夏よりも冬の人気が高く、その理由は周囲約250m、高さ60mの氷柱を人工的に作り出している尾ノ内氷柱が見れるからです。
時期によってはライトアップが実施されていることもあり、氷柱と吊り橋が幻想的に照らされた風景が見れます。
秩父ミューズパーク
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秩父ミューズパークは全長約3.3km、レストランやショップなどの施設がある自然豊かなテーマパーク。
目玉は自然の中で体を動かしながら遊ぶ国内最大級のアスレチック施設「フォレストアドベンチャー」。
小学4年生以上が対象であり、子供よりも大人の満足度を最大限に引き出すコース設計になっています。
小鹿野町の名産品
わらじかつ
小鹿野町の名物といわれて最初にでてくるのが、わらじかつ。
特大なかつが、二足のわらじに見立てて、2枚のカツが乗っているのが定番です。
カツ丼のスタイルで提供しているお店が多い印象をうけました。
イチローズモルトと源作印ワイン
日本だけではなく、世界的に人気の高い小鹿野町のある秩父の名産、イチローズモルト。
そして秩父にワイナリーをかまえる源作印のワイン。
どちらも水が綺麗で、自然豊かな街だからこその味わいです。
みそポテト
秩父のスーパーや飲食店で必ずみつける、みそポテト。
蒸したじゃがいもを揚げて天ぷらにして、甘い味噌をつけて食べる郷土料理です。
B級グルメとして紹介されることも多く、みそポテト味のポテトチップスも発売されています。
ロッククライミングで町おこしする小鹿野町
冒頭で触れたロッククライミング好きに知られている小鹿野町。
その理由は小鹿野町にある二子山がロッククライマーの聖地として知られているからです。
小鹿野町の観光大使「平山ユージ」さん
2019年10月に小鹿野町の観光大使に就任した平山さん。
日本山岳・スポーツクライミング協会の副会長でもあるプロクライマーの平山さんは、クライミングがオリンピックの種目にもなり認知度があがったにも関わらず、欧米諸国のようにアウトドアで登れるフィールドが少ないため、都内からアクセスのよい小鹿野町で、クライミングの選手や愛好家たちが楽しめる場を提供しようと考えているそうです。
クライミングパーク神怡舘(しんいかん)
埼玉県と中国山西省の友好を記念して作られた神怡館。
2020年4月に神怡館をリノベーションして、全天候型の屋内ボルダリング施設がオープンしました。
外見からは想像ができないほどのギャップ。
左側から順に傾斜が違うクラミング用の壁が施設内に広がっています。
子供が遊べるキッズスペースも完備しており、家族連れでも安心の環境が整っていました。
ワーケーションモニターツアーで体験したこと
クライミングパーク神怡館でボルダリング体験
クライミングパーク神怡館にて、ロッククライミングのレジェンドかつ、小鹿野町の観光大使である平山ユージさん直々に、ボルダリングを教えていただきました。
ボルダリングをする際のクライミングシューズはレンタルがあるため、動きやすい服さえあればボルダリングを気軽に体験できます。
ワーケーションの観点からみても、仕事でずっと座っているカラダを動かしたり、日頃の運動不足解消にもよかったです。
プロクライマーたちのロッククライミング見学
実際にボルダリングを体験したあとは、二子山に行き、プロの方々のクライミングを見学させていただきました。
簡単そうにスラスラと登っていく姿は圧巻です。
直前に自分たちも体験したからこそ、「なぜそんな動きができるのか」と、技術の凄さを目の当たりにしました。
宮本の湯での土俵露天風呂
小鹿野町にある「宮本の湯」という温泉旅館にモニターツアー中は滞在していました。
宮本の湯の当主は、大相撲の元幕内ということもあり、名物は両国国技館をモチーフにした「土俵露天風呂」。
残念ながら写真は撮れませんでしたが、相撲ファンのみなさんは是非自分の目で確かめにいってみてください。
小鹿野町ワーケーションまとめ
都内からのアクセスもよく、自然豊かで、ロッククライミングの町、小鹿野。
ワーケーションの観点で、「観光」を視野にいれた際には、移動手段にグループにクルマが1台は欲しいなと思いました。
ボルダリング体験も都内の半額以下の値段で1日中楽しむことができたり、まだ未体験ですがフォレストアドベンチャーなどのアクティビティも充実しているので、今後のワーケーション候補として是非積極的に利用したいと思います。
小鹿野町のみなさん、ありがとうございました。
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