宿泊施設というとどうしてもホテルが頭に浮かびがちですが、その他にも沢山の宿泊施設が存在することをご存知でしょうか。
旅先で宿泊施設を予約する際、ホテル以外の選択肢ができるようにどんな宿泊施設があり、それぞれどんな滞在方法ができるのかをそれぞれ紹介していきます。
旅行に不可欠な滞在先の選択
最近は入国検査も厳しくなっており、海外旅行に行く際は滞在先が決まっていないと入国させてもらえないパターンも増えてきています。
旅行での滞在先を考える時にどうしてもホテルを候補として挙げてしまいがちですが、実際にはホテル以外にも様々な種類の宿泊施設があります。
海外旅行先での宿泊施設や滞在方法の種類をご紹介
・コンドミニアム
・ユースホステル
・ゲストハウス
・カプセルホテル
・民泊
・B&B
・カウチサーフィン
それでは各宿泊施設の特徴と、どんな滞在方法があるのかを見ていきましょう。
宿泊先の定番中の定番「ホテル」/「ビジネスホテル」
海外旅行の際に宿泊施設でゆっくり過ごしたい人や、おもてなしを受けるのを楽しみたい方には、ホテルが向いています。
ホテルに宿泊はしたいけど宿泊費は抑えたい方には、ビジネスホテルも候補に入れるといいでしょう。
ビジネスホテルはサービスや館内施設が整ってない場合も多いですが、客室にはベッドやシャワーなどの基本的な設備は整っています。
旅行先でマンションを借りて暮らす「コンドミニアム」
コンドミニアムは簡単に言えば長期で借りれるマンション。
1室にベッドルーム、リヴィング、ダイニング、キッチンなどが備えられており、その1室で暮らせる設備があります。
長期滞在やグループでの滞在に向いており、自炊できる設備があるため旅行中の食費を抑えたい人に人気の宿泊施設です。
世界80ヶ国以上、5000を超える施設がある「ユースホステル」
基本的にシャワー・トイレは共同であり、施設によっては門限の厳守や飲酒の禁止などルールが設けられている場合もあります。
ユースホステルの会員と非会員によって宿泊費が変わります。
非会員でも宿泊は可能ですが、世界一周のような長期旅行をする際は会員カードをこちらから作っていくのがおすすめです。
宿泊コストを抑えたいならバックパッカーの定番「ゲストハウス」
アメニティサービスを含む様々なサービスが省かれているため、他の宿泊施設を利用するよりも安く泊まれます。
他の人と相部屋である「ドミトリー」と「個室」の2タイプに分かれているのが一般的。
相部屋では1部屋に平均4〜10人分のベットが用意されています。
旅行好きな人やバックパッカーの人の利用が多く、旅行者同士の交流が多いです。
日本独自の進化を遂げた宿泊施設「カプセルホテル」
大部屋に2段に積まれたカプセルという簡易ベッドが設置され、このカプセルで宿泊者は寝ることになります。
カプセル内には照明やコンセントなど最低限の物しか設置されておらず、貴重品などはロッカーに収納することになります。
基本的にトイレ・シャワーは共同であるカプセルホテルがほとんどです。
日本国内でとにかく宿泊費を安くしたい人に人気の宿泊施設です。
エアビーを代表する最近の主流「民泊」
民家の住人が不在の期間や余っている部屋があれば貸し出し、泊まりたい人の希望と一致すれば宿泊することが可能になっています。
ホテルのような広さを持った部屋が多いですが、ホテルよりも安く泊まれます。
条件さえ合えば船やお城、セレブの別荘そしてツリーハウスなど普通では泊まれないような場所にも泊まることができます。
ヨーロッパでよく見られる看板「B&B」とは
アイルランドやイギリスでよく見られる宿泊スタイルで、朝食付きの民泊のこと。
家族経営のところが多く、小さな宿が多いのが特徴です。
宿泊場所によっては、バスルームが共用の場合があったり、朝食をホストの人達と一緒に食べたりする可能性があります。
宿泊費を抑えつつも、ホストとの交流を楽しみたい人が多い若者に人気の宿泊方法です。
余っているソファを貸し出すがコンセプト「カウチサーフィン」
基本的に宿泊代は無料という、他の宿泊施設にはない利点があります。
欧米では特に人気なサービスで、欧米をはじめ世界中に500万人以上のカウチサーフィンユーザーが存在します。
現地の人と触れ合えたり現地の日常を知ることができたり、そして宿泊費を浮かせることから、長期旅行者のバックパッカーにとても人気な宿泊方法です。
旅行スタイルに合わせて滞在先を決めよう
短期で旅行に行くのか長期で旅行に行くのか、宿泊施設でゆったりと過ごしたいのか、出来るだけ宿泊費を安くしたいのか。
宿泊施設でゆっくりとおもてなしを受けたいのであればホテル、新しい人と交流してみたいならゲストハウスや民泊が人気の宿泊方法になります。
旅行スタイルによって、自分にとってベストな宿泊施設は変わってきます。