はじめに

「タイ旅行に行くけど、何を食べればいいかわからない…」
そんな悩みを持つ方に向けて、この記事では王道の定番グルメから地元民に愛されるマニアックな一品まで、10選を厳選して紹介します。
タイは東南アジア随一のグルメ大国です。
屋台の一皿から高級店のコース料理まで、その豊かな食文化は旅人を虜にし続けています。
初めてのタイ旅行でも、何度も訪れているリピーターでも、きっと新しい発見があるはずです。
王道タイグルメ6選|初めてのタイ旅行で絶対に食べてほしい料理

(1)パッタイ|タイを代表する炒め麺

タイグルメの代名詞ともいえる存在が、パッタイです。
米粉の平打ち麺をエビやもやし・卵などと炒め合わせ、砕いたピーナッツをかけた一品は、甘味・塩味・旨味が絶妙にバランスされた唯一無二の味わいです。
屋台では1皿50〜80バーツ(約200〜320円)ほどで食べられ、コスパも抜群。
テーブルに置かれた4種の調味料(砂糖・唐辛子・ナンプラー・酢)で自分好みにカスタマイズするのが現地スタイルです。
辛さが苦手な方は「マイペット」と伝えると辛くしてもらえます。
(2)トムヤムクン|世界3大スープの酸辛旨

世界3大スープのひとつに数えられるトムヤムクンは、タイ料理の中でも特に知名度が高い一品です。
レモングラス・カフィアライムリーフ・ガランガルなどのハーブを煮込んだスープは、酸味・辛味・旨味が複雑に絡み合う唯一無二の味わいです。
「クン」はエビを意味し、チキン版の「トムヤムガイ」やミルク仕立ての「トムヤムナムカーオ」など複数のバリエーションがあります。
辛いものが苦手な方は「ペットノーイ(少し辛く)」と注文時に伝えましょう。
(3)ガパオライス|タイのソウルフード

タイ人が日常的に食べるガパオライスは、旅行者にも絶大な人気を誇ります。
鶏ひき肉や豚ひき肉をホーリーバジルと炒め、目玉焼きをのせてご飯と一緒に食べるスタイルが定番です。
ホーリーバジルは日本のバジルとは異なり、スパイシーで独特の強い風味があります。
食堂や屋台でどこでも注文でき、1皿60〜100バーツと手頃。タイ滞在中に何度でも食べたくなる一品です。
(4)グリーンカレー(ゲーンキャオワン)|香り高いタイカレー

「ゲーンキャオワン」とはタイ語で「甘い緑のカレー」という意味です。
グリーンチリ・レモングラス・ガランガルが織りなす複雑な香りと、コクのあるスープはひと口食べると止まらなくなります。
ご飯にかけて食べるスタイルが一般的ですが、カノムジーン(タイそうめん)に添えて食べるスタイルも現地では人気です。
一般的な赤カレー(ゲーンペット)より辛さが際立つことも多いため、辛さに注意しながら楽しみましょう。
(5)カオマンガイ|やさしい味わいのチキンライス

タイ版チキンライスとも呼ばれるカオマンガイは、鶏のスープで炊いたご飯に蒸し鶏または茹で鶏をのせたシンプルな料理です。
辛い料理が続いた日や胃が疲れた時にうれしいやさしい塩味と鶏のうま味が染み込んだご飯は、旅の途中のリセット飯として最適です。
専用の生姜・豆鼓ベースのタレとスープが付いてくるお店が多く、朝食から昼食にかけて提供されることがほとんどです。
夕方には売り切れるお店も多いため、ランチ前後に訪れるのがおすすめです。
(6)マンゴースティッキーライス|絶品タイスイーツ

タイを代表するデザートといえば、マンゴースティッキーライス(カオニャオ マムアン)です。
甘みのあるもち米にたっぷりのマンゴーをのせ、ほんのり塩気のあるココナッツミルクをかけて食べます。
旬のマンゴーが出回る3〜5月に食べるマンゴースティッキーライスは格別のおいしさです。
屋台やコンビニでも手軽に購入でき、1人前50〜100バーツほど。できたての温かいもち米と冷たいマンゴーのコントラストが絶品です。
マニアックなタイグルメ4選|現地をもっと深く楽しむ隠れた名品

(7)カオソーイ|チェンマイ名物のカレー麺

カオソーイはタイ北部・チェンマイを代表するローカルグルメです。
ミャンマーやラオスの影響を受けたとされるこの料理は、ストレートの麺と揚げ麺を一緒に盛り、ココナッツミルクベースのマイルドなカレースープを注いだ唯一無二の一品です。
トッピングの揚げ麺のサクサク食感と、まろやかなスープのハーモニーは一度食べたら忘れられません。
バンコクでも専門店が増えていますが、本場チェンマイで食べるのが格別です。
(8)クイッティアオ・ルア(ボートヌードル)|濃厚スープの一杯

クイッティアオ・ルアは、かつてバンコクの水路(クロン)を走るボートの上で売られていたことからその名がつきました。
豚や牛の骨・内臓を長時間煮込んだ濃厚なスープが特徴で、一杯のボリュームは少なめですが、何杯でも飲み干したくなる深い旨味があります。
バンコクのヴィクトリーモニュメント周辺に専門店が多く、観光ついでに立ち寄るのにも便利です。
1杯30〜50バーツとリーズナブルで、何杯か重ねて食べるのが現地スタイルです。
(9)ムーピン|朝の定番屋台グルメ

ムーピンは豚肉をハーブとナンプラーで漬け込み、炭火でじっくり焼いた串焼きです。
タイ人の朝食として長年愛されている定番屋台グルメで、甘辛いタレが染み込んだ柔らかい豚肉は、朝からでも箸が進む美味しさです。
モチモチのもち米(カオニャオ)と一緒に食べるのがタイ流で、セットで20〜40バーツほどとリーズナブル。
早朝から売り出すお店が多く、9〜10時には売り切れることも珍しくありません。
(10)カノム・クロック|ほっこり甘い焼きスイーツ

カノム・クロックはタイの伝統的な焼き菓子で、米粉とたっぷりのココナッツミルクを半球型の型で焼き上げたものです。
外はカリッと、中はとろりとした独特の食感は、ほんのり塩気のある甘さとやさしいココナッツの風味が絶妙です。
市場や寺院の屋台でよく見かけ、10〜15個で30〜50バーツほど。旅行者にはあまり知られていませんが、地元の子どもから大人まで幅広く愛されているタイのソウルスイーツです。
まとめ

今回紹介したタイで食べたい料理10選をおさらいします。
【王道グルメ6選】
– (1)パッタイ:タイを代表する炒め麺
– (2)トムヤムクン:世界3大スープの酸辛旨
– (3)ガパオライス:タイのソウルフード
– (4)グリーンカレー(ゲーンキャオワン):香り高いタイカレー
– (5)カオマンガイ:やさしい味わいのチキンライス
– (6)マンゴースティッキーライス:絶品タイスイーツ
【マニアックグルメ4選】
– (7)カオソーイ:チェンマイ名物のカレー麺
– (8)クイッティアオ・ルア:濃厚スープのボートヌードル
– (9)ムーピン:朝の定番炭火串焼き
– (10)カノム・クロック:ほっこり甘い焼きスイーツ
タイ料理の魅力は、屋台の一皿から地域ごとの郷土料理まで、その奥深さに終わりがないことです。
食べることが旅の醍醐味という方に、タイはこれ以上ないほど充実した国です。
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