ふらっと立ち寄ることは難しいですが、エージェントを通すことで海外の学校を訪れることができる場合もあります。
海外の学校へ実際に訪れると、日本では当たり前のものがなかったり、逆に無いものがあったりと衝撃を受けることがあります。
今回はエージェントを通してタイの小学校へ実際にいってきたので、日本が普通なのかタイが普通なのかわかりませんがタイと日本の小学校の違いを紹介していきます。
タイの学校制度はどうなっているのか
日本の場合、中等教育は中学校と高校に分かれていますが、タイでは中等教育は1つ。
日本の中学にあたる期間が前期、高校にあたる期間が後期となっています。
他にも飛び級制度があるという点では日本と大きく異なります。
タイの小学校を実際に訪れてみました
文化の違いは食事や宗教によく表れますが、小学校も全然違うことに驚きました。
日本の小学校にはなく、面白いと感じた出来事を紹介します。
登校後にヨガをはじめるタイの小学校
準備運動のように軽くやるのではなく30分ほどしっかり行います。
先生たちが前でお手本となり、小学生たちがマネしながら楽しんでいました。
朝ヨガをすることで、気分がすっきりすることや基礎代謝が上がるなどメリットがあります。
朝から体を動かすことで授業中眠くなることもなく、集中させる目的があるのでしょうか。
昼休みの後は昼寝時間があるタイの小学校
昼休みの後すぐに午後の授業が始まるのではなく、15分昼寝の時間があるのです。
昼寝の時間はみんな静かになりぐっすり寝ていました。
短時間の昼寝をすることで疲労回復や午後の学習能力が向上する効果が得られます。
小学生でもみんな英語が話せるタイの学校
そのため多くの先生が英語を話すことができます。
高学年の子供たちはある程度の会話をすることができていたので驚きました。
タイでの小学校ボランティアは先生だけではなく、小学生とも会話して楽しむことができるのです。
言語が通じないとジェスチャーで頑張って意思疎通しますが、お互いが少し英語を話せるだけでより濃い時間を過ごすことができます。
終業式の日に発表会があるタイの小学校
その学期で学んだことをみんなで劇をしながら披露していました。
終業式が式という認識ではなく、学習発表会がメイン。
学習発表会の内容はよくわかりませんでしたが、とても楽しい雰囲気が伝わってきました。
卒業式では腕に紐を結ぶタイの小学校
保護者や先生が卒業生の腕に結んでいきます。
紐をつけるときに願いを込め、一言声をかけていくのが特徴です。
先生と生徒が一人ずつ話すことができとても素敵だと思いました。
結んだ紐は、ミサンガと異なり切れるまでつけるのではなく、2日経つと外すようです。
タイの小学校の昼休みを紹介
タイでも日本と同じように給食があります。
ご飯があり、いくつかのおかずがバランスよくワンプレートで乗っていました。
毎日メニューが変わりご飯ではなく、麺の日もあり飽きないような工夫も。
給食の時間は日本と同じようにみんなでテーブルを囲み、美味しそうに食べていました。
給食の後には昼休みがあり校庭で遊んだり、絵を書いたりそれぞれ楽しそうにしています。
校庭ではサッカーをしていましたが、みんな裸足でやっていたのに驚きました。
昼休みは給食の時間も含め、とても日本と似ている印象です。
タイの小学校に実際にいってみた感想まとめ
タイの法律ではバイクの免許は15歳からですが、田舎だと子供がバイクに乗っていることがあるみたいです。
観光も楽しいですが、時間があるようだったらエージェントを通して現地の小学校を訪れてボランティアしてみるのもいかがでしょうか。
ホームステイをすることもでき、食文化や生活習慣までも知ることができるたので、現地の文化を知りたい人にはとてもおすすめです。