タイの有名な食べ物といえばパッタイ、ガパオライス、トムヤムクンといったものを思いつく方が多いのではないでしょうか。
ではタイで有名な飲み物と聞かれて何か思いつくものはありますか?
最近ではオシャレなカフェも増え、インスタ映えするようなドリンクも出てきていますが、やはりタイでよく飲まれている飲み物と言えばタイならではのミルクティー「タイティー」が有名です。
オレンジ色の見た目でとても甘く、かつ紅茶の風味も楽しめるとても美味しい飲み物。
そんなタイティーの魅力や歴史などを紹介しつつ自宅で楽しめる作り方を紹介します。
タイ風ミルクティー「タイティー」とは
タイティーはタイ式のミルクティーです。
世界中でお茶はその国ごとに、独自の飲み方で楽しまれています。
たとえば日本の抹茶やインドのチャイ、イギリスの紅茶のようにどれも茶の葉を使った飲み物ですが、それぞれ味や飲み方が違いますよね。
タイティーは茶葉に砂糖とコンデンスミルク(練乳)を加えた甘めのミルクティーです。
タイのローカルドリンクスタンドや屋台、コンビニでも購入することができます。
甘くて冷たいタイティーは、タイのからい料理との相性が抜群です。
タイティーが飲まれるようになった歴史
タイティーの歴史は諸説ありますが、今回はその中の一説を紹介します。
タイ国内へ茶葉が輸入された始めたのは1800年代、イギリスの影響だと言われています。
輸入されてきた茶葉に対して、インドのチャイのようにスパイスをはじめとした材料をいれた事で独自の進化を遂げ、現在タイで一般的に親しまれるタイ独自の紅茶の飲み方が出来上がりました。
タイティーの有名ブランド「ChaTraMue」
タイティーの有名ブランドとして、「ChaTraMue(チャトラムー)」があげられます。
ChaTraMueは1945年にタイ在住の中華系統移民によって創立され発売が開始されたブランドです。
ChaTraMueが登場する以前からもタイでは茶葉の販売はありましたが、タイ人の好みの味になるよう色々と試行錯誤をした結果、現在の多くの方に愛されるChaTraMueになったそうです。
ブランドの一番有名は赤缶でおなじみの泰式茶ですが、それ以外にも緑茶やウーロン茶などもあります。
茶葉そのままもしくはティーバッグの二種類での販売があり、写真の缶はティーバッグ仕様になっています。
タイ国内ではドリンクスタンドも展開しており、タイティー以外にもタイティー味のアイスクリームなどメニューが豊富です。
機会があればぜひChaTraMueのお店に立ち寄ってみてください。
ネットで買えるChaTraMueのタイティーを詳しく知りたい方はこちら。
「Cha Tra Mue」のタイティーを徹底比較 「タイティー」とは茶葉に砂糖とコンデンスミルク(練乳)を入れたタイ発祥のミルクティーを指します。 タイティーNo.1ブランドの「Cha Tra Mue(チャトラムー)」にはA[…]
実際にタイのミルクティーを作ってみた
では実際に自宅でChaTraMueの茶葉を使ってタイティーを作ってみた様子をご紹介。
以下の材料を用意します。
- ChaTraMueの赤缶泰式茶葉(ティーバッグ)
- お湯:約コップ2/3〜1杯分
- コンデンスミルク(練乳):ティースプーン2杯
- 砂糖:ティースプーン1杯
次に作り方の紹介です。
- コップにティーバッグ1個とお湯を入れます。(この時にスプーンで茶葉を押すと風味や味をしっかり出せます。)
- そこに分量分のコンデンスミルクと砂糖を入れます。
- これでタイティーの完成です。
ホットも美味しかったですがこれから暑い季節、アイスでもぜひ楽しんでみてください。
砂糖やミルクの分量もあくまで一例ですので、好みに合わせて甘さの調整をしたり一般の牛乳を加えたりしてみてください。
タイティーの茶葉は日本でも入手可能?
ChaTraMueの茶葉は日本でも入手可能です。
都内のスーパーマーケットや、外国の食材を取り扱っている店舗でも見かけられます。
amazonからでもお得に購入ができます。
東京の渋谷にはタイティーが飲める専門店「Piyanee」もありますので、ぜひ行ってみてください。
Piyaneeの基本情報
営業時間 | 10:00〜23:00 |
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住所 | 〒150-0011 東京都渋谷区東3丁目26-4タチムラビル1階 |
電話番号 | 03-62772628 |
タイ式紅茶タイティーを飲んでみよう
タイティーとはなにか、歴史から作り方、購入方法について説明させていただきました。
その国ならではの飲み物や食べ物は少し特別感がありますよね。
皆さんもぜひタイならではのミルクティー、タイティーを飲んでください。