絶景、世界遺産、教会、遺跡、ローカルフードなど各々の楽しみがあると思います。
各地で飲むことができるお酒も大人旅にとって楽しみの一つです。
今回は日本人にとって大人気のタイの、知っておかないとお酒が飲めないなんてことにもなるお酒事情について説明します。
タイにはビール以外にも美味しいお酒がたくさん
おそらくビールを思い浮かべる人がほどんどではないでしょうか。
辛いタイ料理にタイビール、最高の組み合わせです。
もちろんビールも有名ですが、伝統的なタイビール以外にも、クラフトビールやタイ産ワイン、ワインカクテル、タイウイスキーなど種類豊富なお酒を安く楽しむことができることもタイを旅する魅力です。
タイでお酒が買える場所
タイでは主に以下の場所でお酒を購入することができます。
- スーパーマーケット
- コンビニエンスストア
- 個人商店 など
日本とほとんど同じような場所でお酒を買うことができるのです。
タイ、特にバンコクにはセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートといった日本でもおなじみのコンビニエンスストアが点在しているので、簡単にお酒を手に入れることができます。
タイにはお酒の販売規制があることを知っておこう
タイでは簡単にお酒を手に入れることができるということで話をしてきましたが、実はお酒に関する販売規制が設定されています。
日本ではあまりなじみのない規制もあるので、タイに行ってお酒を購入する際は注意が必要です。
タイのお酒販売時間制限
日本では24時間お酒を買うことができますが、タイではお酒の販売時間に制限があります。
タイのお酒の販売可能な時間は以下。
11:00~14:00 / 17:00~24:00
販売可能な時間を外れてしまうと、コンビニなどではお酒コーナーが閉鎖されてしまうこともあるほどです。
実際に時間外にコンビニを訪れた際、お酒コーナーがロールカーテンによって見えなくなっていました。
事情を知らない外国人観光客が、誤って購入することを未然に防ぐ対策だと思われます。
販売時間の制限は厳格で、時間外にお酒を購入するのはかなり難しいです。（ただし、小さな個人商店では時間外も販売してくれることもあるのだとか…）
時間外にもお酒を飲みたいという人は、事前に購入しておくことを強くおススメします。
タイではお酒が買えない日がある
タイでは「仏教上の祝日」や「選挙日」が終日お酒の販売が禁止になります。
これらの日は禁酒日として設定されており、お酒を買うことができなくなるだけでなく、パブやクラブ等のお酒を取り扱っているお店は閉店します。
レストランに関しては営業しているものの、お酒の販売は停止しています。
禁酒日といえどお酒を飲むことを禁止しているわけではないので、事前に購入したお酒をホテル等で飲むことはできます。
タイのお酒は何歳から飲めるのか？年齢制限について
2008年2月の法改正前は18歳から飲酒可能でしたが、改正後に20歳から飲酒可能となった点は注意が必要です。
購入可能年齢は飲酒可能年齢と同様、20歳となっています。
タイのおすすめビール
タイは年間通して暑い国なので、味が薄くごくごく飲めるビールが人気なのかもしれません。
では早速タイを代表するビールを紹介していきます。
シンハービール
1933年にタイで生まれて、タイ王室にも認められた由緒あるビールです。
ビア・シンと呼ばれることもあり、ラベルには古代神話に登場する伝統的なタイの獅子（シン）が刻まれています。
比較的味が薄めのタイビールですが、シンハービールはしっかりと味を感じることができます。飲みごたえがあるため、ビール好きの人に特におすすめです。
チャーンビール
1995年に販売を開始したタイビールです。
チャーンとはタイ語で「象」を意味しています。
香り、苦みともに抑えられてあり、かなり薄めのさっぱりとしたビールです。タイの若者に好まれており、辛いタイ料理との相性は抜群です。日本のビールが苦手な人にぜひ挑戦してほしいビールです。
レオビール
製造元はシンハービールと同じ会社です。
ラベルに「豹」が描かれたこのビールは、チャーンビールに対抗すべく販売開始しました。
苦みが少なく、甘味を感ることができます。こちらもかなり薄めのさっぱりしたビールです。特に女性におすすめのビールです。
ルールを守ってお酒を楽もう
日本ではあまりなじみのない規制もあるため、タイ旅行の際は事前によく調べておきましょう。
お酒を飲みたいのに、買うことができない！なんてことになったらせっかくの旅に水を差すことになりかねません。
海外に行くと日本での常識が通用しないことは多々あります。
そんな時は、現地のルールをしっかりと尊重しましょう。
タイのルールを守って楽しいタイお酒ライフをお過ごしください。
