社会人になると、「海外に行きたいけど、時間もお金もない」「1人で行くのは不安」と悩む人も多いのではないでしょうか。
学生時代は「社会人になって海外を旅行するのは特別な人」と思っていました。
しかし思い切って、タイや中国を訪れたことで、自分の中の“当たり前”が大きく変わりました。
今回は、20代のうちに海外旅行をしたからこそ得られた、「学び」を5つご紹介します。
① 当たり前は国によって違う

タイでは屋台で食事をするのが日常、中国ではクレジットカードよりQR決済が主流です。
日本では“非常識”と思えることも、海外では“常識”として受け入れられています。
この経験を通して、「日本の当たり前」にとらわれず、柔軟な考え方を持つことの大切さに気づきました。
② 言葉の壁はなんとかなる

タイ語も中国語も話せませんが、ジェスチャーや片言の英語、翻訳アプリを駆使して意思疎通ができました。
値下げ交渉に挑戦したり、身振り手振りで道を教えてもらったり、現地の人との交流も楽しめました。
「話せないから避ける」のではなく、「伝えたい」という気持ちがあれば、意外となんとかなります。
③ 自分で決める力がついた

旅先では、行き先も食事もすべて自分次第。
国によっては客引きがしつこかったり、高額な金額を提示されたりもします。
そんな中で、小さな決断を重ねるうちに、自分の選択に自信が持てるようになりました。
旅を通じて、日常生活でも自分の意志で判断できるようになったと感じます。
④ 失敗も“ネタ”になる

中国でスマホが使えず支払いに困ったり、注文した料理が予想外だったり、そのときは焦りましたが今では笑い話です。
旅にトラブルはつきもの。
だからこそ成長できるし、すべてが良い経験になります。
トラブルも楽しめる旅人って、素敵だと思いませんか。
⑤ 行ってみないと分からないことがある

ガイドブックやSNSで情報収集をしても、現地の空気や匂い、人の雰囲気までは分かりません。
事前にあまり良いイメージのなかった国も、実際に行ってみるとご飯は美味しく、人も優しい素敵な国でした。
海外旅行を通じて、「知識として知ること」と「体験として知ること」の違いを実感しました。
行くことで、文字や写真では伝わらない“リアル”を肌で感じられます。
その体験こそが、深く心に残るのです。
まとめ
海外旅行は楽しいだけでなく、さまざまな経験を通じて多くの学びや成長を得られます。
もし「行きたいけど不安」と感じているなら、ぜひ一歩踏み出してみてください。
きっと、あなたなりの「学び」や「気づき」に出会えるはずです。
(ライター:ほなみ)