29歳以下の旅好きが集まるオンラインコミュニティ「タビゼミ」にて、自分らしく生きる「どこでも働く」キャリアの叶え方をテーマにオンラインイベントを開催しました。
「どこでも働く方」を実践する旅人からのリアルな声を聞いて、タビゼミの理念である「やりたいことをお金が言い訳で諦めない」をより身近に感じてもらうことがイベントの目的です。
時間や場所にとらわれず、パソコンひとつでどこでも働ける働き方。いろいろな場所を転々としながら働く人は、ノマドワーカーと呼ばれています。
ノマドとは本来は「遊牧民」という意味、最近ではノマドはIT機器を駆使してオフィス以外で働く人を指すようになりました。
今回はタビゼミを運営している合同会社Guild代表のシャンディさんと、フリーランスWebデザイナーのゆうゆさんをゲストにお呼びして、対談してもらいました。
「どこでも働く」を実現するため独立した旅人たち
合同会社Guild代表、現代版なんでも屋のシャンディさん
新卒で大手IT企業に入社し7年間勤めたあと、「どこでも働く」を実践するために退社。世界一周の旅を経て、現代版のなんでも屋「合同会社Guild」を設立。2019年にはジョージアで日本人の第二の拠点をテーマとしたゲストハウスを設立、Guild Georgia LLC代表。現在はチェコ親善アンバサダーや銀河高原ビールアンバサダーも務める。
シャンディさんの現在の働き方とは
現在は地域にノマドワーカーを送り込み、その土地の魅力を発信することに力を入れています。
そのためには自分以外にもどこでも働けるノマドワーカーが必要なため、どこでも働けるスキルを身に付けたノマドワーカー育成が最近チカラをいれている事業の1つです。
他にも現代版なんでも屋の「合同会社Guild」では、サイト分析やライティング事業、オンラインサロンの運営代行、その他Web関連業務の代行業務など、「なんでも屋」の名の通り幅広い業務を請け負っています。
会いたい人に会いに行けるように大手IT企業を退社
会社で働いていると、週5で東京のオフィスに行かなければならず、場所や時間に縛られ自由に遠方や海外に移動できずもどかしさを感じることがありました。
行きたい場所に行き、会いたい人にすぐに会いに行けるように、「どこでも働く」働き方を選択したのが理由です。
Webデザイナーをはじめとした複業フリーランスゆうゆさん
会社から独立してWebデザイナーとして活躍。校則を破りすぎて高3の夏に強制退学になった挫折からなんとか大学を卒業し、新卒で入ったベンチャーの営業を7ヶ月で退職しフリーランスに。業務委託でスマホアプリ企画に携わった後、Webデザイナーとして独立。
東京を拠点とした複業フリーランスに
現在はWebデザイナー、動画クリエイターのコミュニティマネージャー、Webスキル合宿の主催、Webライター、Youtubeの出演など、複業フリーランスとしてさまざまな活動を行っています。
東京を拠点に、全国を旅しながら働いています。
会社を辞めてフリーランスに
会社員時代は、毎朝通勤のために早起きをしていましたが、会社に行くために朝起きるのではなく、ポジティブに朝起きたいと思い会社を辞めました。
そしてシャンディさんが運営するジョージアのゲストハウスへ行き、ライター養成講座を受講してWebライターとして活動したのが、フリーランスになるきっかけです。
帰国後はシステムエンジニアを目指して資格を取得、業務委託で女性向けスマホアプリのプロジェクトマネージャー補佐などを経て独立しました。
「どこでも働く」ことのメリットとは
会いたい人に好きな時に会えるように
会社員時代は週末が休みだったため、週末を楽しみに平日の仕事を乗り切っていました。
どこでも働けるようになった今は好きなときに仕事をして好きなときに遊べるため、休日も関係なく毎日ずっと楽しい状態でいれてます。
朝起きる理由が幸福度に繋がる
「どこでも働く」ことのデメリットとは
コロナ禍での作業場探しが大変
1人で作業をすることが寂しくなることがある
「どこでも働く」ための準備
自分がやっていて苦にならないことを見つける
人からはすごいと言われることでも、自分では大変ではないことがあります。それらを見直して、どのようなことができるか考えてみてください。
あとはやっていて苦にならないことを探すことも大切です。周囲から必要とされていることでも自分がやっていて苦になることは続かないので、続けられることを探してみましょう。
「どこでも働く」ためにはまず何をしたら良いか
今は誰でもWeb検索できてパソコンで文字を書くこともできるので、ライターなら誰でもできます。特別な技術がいらないので、やりたいことがなかったらライターから始めることをおすすめします。
やりたいことはやってみないと分からないので、とりあえず興味のあるもの探しは辞職前にやっておくことがおすすめです。そして3ヶ月生活できるくらいの貯金をもって会社を辞め、その間にWebスキルを学んだりWebでできる仕事を探す時間などにあてます。
「どこでも働く」方のリアルな声を聞いて
予定時間をオーバーしてしまうほど、内容の濃いイベント、その一部始終を抜粋してお届けしました。
今回のイベントでは、どこでも働くとはどのような働き方なのか、そのメリットやデメリットはどのようなことなのかを知ることができました。
働くことも生活の一部として楽しんでいるお2人のお話を聞くことができて、参加者のみなさんも具体的に働き方を考えられるようになったと思います。
「どこでも働く」と一口に言っても様々な考えがあることも分かり、学びの深い時間にできました。