「ジョージアって観光地として本当に面白いの?」
そう感じている方も多いのではないでしょうか。
ジョージアはコーカサス地方に位置する小国ながら、コーカサス山脈の絶景・中世の古城や洞窟修道院・独自の食文化が凝縮した旅好きにはたまらない国です。物価の安さも相まって、近年急速に注目を集めています。
この記事では、ジョージア旅行で絶対に訪れてほしい観光スポットを7つ厳選して紹介します。トビリシの旧市街から山岳地帯の絶景、カヘティのワイン文化まで、旅のプランニングにぜひ役立ててください。
1. ゲルゲティ聖三位一体教会|コーカサス山脈の絶景スポット

カズベギ地方に建つゲルゲティ聖三位一体教会は、標高2,170mの断崖上にそびえる14世紀の教会で、ジョージアを代表する絶景スポットです。
背後にはコーカサス山脈とカズベギ山(5,047m)の万年雪が広がり、晴れた日には息をのむようなパノラマが楽しめます。
教会へはトビリシから車で約3時間。カズベギの町から丘の頂上へのトレッキングは片道1〜2時間ほどかかりますが、4WD車でのアクセスも可能です。
教会内部では礼拝が今も行われており、観光客も静かに見学できます。女性はスカーフと膝下を覆う服装が必要です。
ジョージアへ行くなら、カズベギへの日帰り旅行はぜひスケジュールに入れてほしい場所の筆頭です。
2. シグナギ旧市街|カヘティの「愛の街」で絶景と出会う

ジョージア東部カヘティ地方の丘の上に広がるシグナギは、石畳の路地・赤屋根の家々・アラザニ川渓谷を一望する眺望が美しい「愛の街」です。
街全体が城壁で囲まれており、全長約4kmの城壁を歩きながら街を見渡すことができます。
シグナギは「24時間対応の婚姻登録所」があることで知られており、海外から訪れたカップルが即日入籍できることから「駆け落ちの街」とも呼ばれています。
近郊にはワイナリーが点在しており、試飲ツアーや伝統的なクヴェヴリ製法体験も楽しめます。トビリシからは車で約2時間と日帰りでアクセス可能です。
ボドベ修道院もシグナギ近郊にある必見スポットです。ジョージアにキリスト教を伝えた聖ニノが眠る巡礼地で、深い森に囲まれた静謐な雰囲気が印象的です。
3. ナリカラ要塞|トビリシの歴史を見下ろす古代要塞

トビリシ旧市街を見下ろす丘の上に立つナリカラ要塞は、4世紀に建設され、ペルシャやアラブの侵攻にも耐えてきた歴史的建造物です。
リケ公園から出ているケーブルカーで気軽にアクセスでき、要塞上からはムトクワリ川・旧市街の家々・対岸に広がる硫黄温泉地区を一望できます。
要塞内には18世紀に再建された聖ニコラス教会があり、日没前後の時間帯が特に美しい光景を楽しめます。
入場料は無料で、観光の合間に気軽に立ち寄れるのも魅力です。ケーブルカーは往復500円ほどで利用でき、帰りは徒歩で旧市街に戻りながら散策するのがおすすめです。
4. アバノトゥバニ|トビリシ発祥の地・硫黄温泉地区

旧市街のアバノトゥバニ地区に集まる硫黄温泉は、「トビリシ」という都市名の由来になったとされる歴史ある温泉です。
独特のドーム型浴場が立ち並ぶ景観は、ジョージアらしい非日常感があります。プライベートバスを貸し切り、硫黄の香りが漂う湯に浸かる体験は旅の疲れをリセットするのに最適です。
料金は浴場によって異なりますが、プライベートバス1時間あたり15〜30ラリ(約825〜1,650円)程度から利用できます。
温泉の後は近くのレストランでジョージア料理を楽しむのが現地の定番コースです。アバノトゥバニはトビリシ観光の中心地・旧市街からも徒歩圏内なので、散策ついでに立ち寄りやすい立地にあります。
5. メテヒ教会|断崖の上に建つトビリシの象徴

ムトクワリ川を見下ろす断崖の上に建つメテヒ教会は、13世紀に建てられたジョージア正教会の教会で、トビリシを象徴するランドマークのひとつです。
教会前に立つ馬上のワフタング1世(グルゴサリ王)の騎馬像は、対岸の旧市街から眺めると絵になる構図を作り出します。
教会内部は今も礼拝が行われており、壁画や装飾が保存されています。内部の見学は礼拝の邪魔にならないよう静かに行うのがマナーです。
旧市街側の平和の橋を渡り、川沿いを歩いてアクセスするルートが人気です。橋から眺めるメテヒ教会の景観も絶景なので、立ち止まって写真を撮っていく旅行者が後を絶ちません。
6. ワルジア洞窟修道院|岩に刻まれた中世の世界

ジョージア南部のサムツヘ・ジャヴァヘティ地方に位置するワルジアは、12世紀にタマル女王の命で岩盤をくり抜いて造られた巨大洞窟修道院群です。
絶壁に広がる500室以上の洞窟には、かつて5万人ともいわれる修道士や民衆が暮らしていたとされています。
内部には聖堂・食堂・ワインセラー・浴場などが残されており、壁には保存状態のよいフレスコ画が今も色鮮やかに残っています。
トビリシからは車で約5時間とやや遠い距離にありますが、現地ツアーを利用すれば日帰りも可能です。ジョージアの歴史と文化の深さを感じたい旅好きには外せないスポットです。
7. バトゥミ旧市街(ピアッツァ)|黒海リゾートの歴史エリア

ジョージア西部・黒海に面するバトゥミの旧市街中心部、ピアッツァ広場はヨーロッパ風のコロニアル建築に囲まれたオープンエアの広場です。
広場周辺にはカフェ・レストラン・バーが並び、昼は散策、夜は音楽とともに賑やかに楽しめます。
バトゥミはハチャプリ「アジャルリ」の発祥の地でもあり、舟型の生地に卵とバターを乗せた本場の味を楽しめます。
旧市街を一歩出ると、高層ホテルとカジノが並ぶ現代的なリゾートエリアが広がり、新旧のコントラストが際立っています。
トビリシからは夜行列車(約5〜6時間)でのアクセスが旅情たっぷりでおすすめです。移動自体が旅の楽しみになります。
まとめ|ジョージアの観光スポットは旅好きの期待を超えてくる
ジョージアのおすすめ観光スポット7選をご紹介しました。
- ゲルゲティ聖三位一体教会(カズベギ)
- シグナギ旧市街(カヘティ)
- ナリカラ要塞(トビリシ)
- アバノトゥバニ・硫黄温泉(トビリシ)
- メテヒ教会(トビリシ)
- ワルジア洞窟修道院(サムツヘ・ジャヴァヘティ)
- バトゥミ旧市街・ピアッツァ(バトゥミ)
ジョージアは首都トビリシだけでなく、山岳地帯・ワインの里・黒海リゾートとエリアごとに全く異なる表情を持つ国です。
1週間あれば主要スポットを回ることができ、2週間あればゆっくり各地域を深掘りできます。物価の安さも加わって、旅好きにとってコスパ最高の旅先のひとつです。
ジョージア旅行の基本情報・グルメ・都市ガイドはこちらの記事もあわせてご覧ください。
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