世界で1番となった日本のパスポート
旅好き/旅行好きの間で日本のパスポートはどこでも行けることで有名でしたが、2020年1月イギリスのコンサルティング会社が出した調査レポートで、日本のパスポートがビザなしで入国できる国数ランキング1位になりました。
続く2位は190ヶ国のシンガポール、3位は189ヶ国の韓国とドイツ。
2019年のレポートでは日本とシンガポールが同率で1位でしたが、2019年6月ブラジルがから日本人にビザを免除したことから、日本が単独1位に。
日本のパスポートでもビザが必要な国とは
現在日本のパスポートで事前にビザの取得が必要な国は以下の33ヶ国です。(アライバルビザが取得できる国は除きます。)
- ロシア
- 北朝鮮
- アルジェリア
- アンゴラ
- ブルキナファソ
- ブルンジ
- カメルーン
- チャド
- 中央アフリカ
- コンゴ共和国
- コンゴ民主共和国
- コートジボアール
- 赤道ギニア
- エリトリア
- ガンビア
- ガーナ
- リビア
- マリ
- ニジェール
- ナイジェリア
- シエラレオーネ
- 南スーダン
- イラク
- シリア
- サウジアラビア
- イエメン
- キューバ
- ナウル
- アフガニスタン
- ブータン
- トルクメニスタン
- パキスタン
- リベリア
これらの国・地域に入国する際は、滞在期間や年齢に問わずビザの取得が必要になります。
入国時に現地でビザをとる、アライバルビザ
渡航前に取得しなければならないビザですが、特定の国では現地到着時に空港で取得することができます。
現地到着時に取得することができるビザのことを「アライバルビザ」と呼び、2020年2月時点でアライバルビザを取得できる国は、下記の8ヶ国です。
- インド
- カンボジア
- スリランカ
- ネパール
- パキスタン
- モルディブ
- ジンバブエ
- パプアニューギニア
国によっては滞在期間やパスポートの有効期限など、アライバルビザを発行する条件が異なるため注意が必要です。
特にアライバルビザはその国の空港であればどこでも取れるというものではなく、発行できる空港が指定されていることも覚えておきましょう。
ビザは必要ないけれど事前に申請していないと入れない国も
この電子渡航手続き証が必要な国は、現時点ではアメリカ、カナダ、オーストラリアの3か国。
- アメリカ・ESTA
- カナダ・eTA
- オーストラリア・ETAS
各国の電子渡航手続き証は全てオンラインで手続き可能、料金支払いもクレジットカードで完結するので、申請自体はとても簡単です。
ただし国によって申請方法が異なるため、公式ページで情報を確認して申請してから渡航するようにしましょう。
滞在日数や滞在目的によってはビザが必要に
ビザや電子渡航手続き証が不要な国でも一定の滞在期間を超えた場合や、滞在の目的によってはビザが必要になるケースがあります。
例えば日本人に人気の旅行先タイの場合、観光目的での入国の場合は30日以内ならビザなしで滞在できますが、30日を経過するとビザの申請が必要になります。
もちろん観光目的以外の、現地での就労目的だったり、留学目的の場合はビザが必要です。
このように
ビザが必要な国や申請方法まとめ
2020年に日本のパスポートはビザなしで滞在できる国数世界1位になりました。
それでもビザの申請が必要な国や、その国独自の電子渡航手続き証が必要な国もあり、コロナウイルスによる影響も含めて状況に応じて入国の条件は変更となることは珍しくありません。
あとで痛い目に合わないためにも、渡航前に事前に調べることが必須です。