福岡県は糸島にある唐泊VILLAGE。
日経トレンディの2021年ヒット予測1位に選ばれた体験型グランピング施設です。
すぐ後ろには糸島の綺麗な海が広がる素敵な場所ですが、冬の時期は風が強く漂流物があとをたちません。
当メディアを運営するオンラインサロン「タビゼミ」代表が運営に関わっていることもあり、タビゼミメンバーたちと一緒にビーチクリーンを行いました。
ビーチクリーンをした唐泊VILLAGEとは
福岡県の糸島半島にある「唐泊VILLAGE」は、’’みんなで作り上げる村’’がコンセプトの体験型グランピング施設です。
都会では体験ができないような自然と共生したエンターテインメントやレジャーを体験することができます。
オールインクルーシブ制度を採用しているため、食材など持っていく必要がなく、手ぶらでキャンプが楽しめる場所です。
滞在するお客さん同士が仲良くなる工夫もされており、みんなで調理をしながら夜は焚き火を囲むなど、一晩では物足りないほどのコンテンツを楽しむことができます。
ビーチクリーンをエンターテイメントとして楽しむ
コロナ禍における新しい交流の場として
今回のビーチクリーンには、福岡の大学生だけではなく、社会人の方々が参加してくれました。
コロナ禍において出会いがない大学生たちにとっては、さまざまな価値観や考えを持った大人との交流の場になり、満足度が高かったようです。
オープンエアーな空間で、みんなで仲を深めながら力を合わせてビーチをきれいにしました。
地域への貢献として
ビーチクリーンを通して地元の方と交流をすることができました。
唐泊VILLAGEの裏にある浜辺は、普段はあまり人が立ち入らないため、大きな漂流物が長年ビーチに放置された状態に。
とくに周辺に住む高齢者の方たちは汚れた浜辺をどうにかしたいとずっと考えていたようで、とても喜んでくれました。
ビーチクリーンの様子
ビーチに溢れるゴミ
ビーチにはたくさんの漂流物が。
数時間かけて参加者全員でビーチ全体をきれいにしました。
開始して数分でゴミ袋がいっぱいになってしまうほどのゴミが落ちており、参加者それぞれが複雑な気持ちになりながらゴミ拾いをしたのではないかと思います。
どんなゴミがあったのか
ビーチにはさまざまな種類のゴミが流れ着いていました。
その中でも目に止まったのは発泡スチロールとペットボトルのゴミの多さです。
どちらも人間が海に捨てることによって生まれてしまうゴミ。
特に発泡スチロールは、海の生き物が間違えて食べてしまう危険性もある漂流物です。
このビーチだけでもたくさんの量が流れ着いてしまっているという現実に悲しくなりました。
大きな漂流物も力を合わせて
小さな漂流物から大きなものまで沢山のゴミを拾いましたが、中でも一番の大物だったのが漁師さんの網。
どのようにして流れ着いたのかはわかりませんが、参加者みんなで力を合わせてなんとか動くほど。
数人の力では運べないほどの大きさだったため、10人がかりで引っ張り、処分しました。
ビーチークリーン後の様子
ビーチクリーン後は、地域の方と交流しながら、ご褒美として普段は宿泊者しか利用できない唐泊VILLAGE内を案内してもらいました。
ビーチクリーンという1つのイベントを通して、参加者同士の新しい出会いや地域の方との繋がり、環境問題に対する考え方に対して新しい学びが得られたのではないかなと思います。
単発で終わるのではなく、継続することが大切だと思うので、今後もタビゼミでは唐泊エリアのビーチクリーンを定期的に行っていく予定です。
参加してくださったみなさま、ありがとうございました。