今でも仕事が休みの日にはニュージーランド国内をバックパッカーとして旅することもあります。
ニュージーランドに住んでいると旅が好きな友人たちから、バックパッカーが旅をするのにニュージーランドは適した国なのかと聞かれることもしばしば。
そこで今回はニュージーランドに住みながら旅をしている経験から、バックパッカーとニュージーランドは相性がいいのかどうかをお伝えします。
どういう旅行者がニュージーランドにはよく来るのか
- アウトドアを楽しむ旅をする人
- いつも生活している都会から離れた自然の中で生活をしたい人
- 絶景を見たい人
広大な景色がたくさんあるニュージーランドに上記のような条件に当てはまる人が訪れていることが多い印象です。
ヨーロッパのような歴史を巡る旅より、羽を伸ばしにくる場所という言い方がしっくりきます。
バックパッカー目線のニュージーランドのメリットは
ニュージーランドでヒッチハイクは1つの交通手段
ニュージーランドで生活しているとヒッチハイクをしている人をよく見かけます。
助け合いの国と言われているニュージーランドはみんなが優しく、都市の中心部から離れた場所に行けば行くほど優しい人が多いです。
ヒッチハイクでニュージーランド1周した人がいるというような話も聞きますが、場所によっては危険地と言われる場所もあるため、事前に調べて注意しましょう。
比べ物にならない自然の開放感
ニュージーランドの自然に圧倒され、人間は小さい生き物だなと錯覚させられました。
1階建の家が多いからなのか、都市部にいても空が広く、どこにいても自然を感じることができます。
夜になると空には一面に輝く星空、周りを見れば美しい山々と湖に囲まれた絶景はたまりません。
ビーチに出ると水平線の先に昇る朝陽と沈む夕陽を見ることが。
ずーっと眺めていれるこの時間、まるで時が止まったかのような感覚に陥ります。
フードロス削減のためフリーフードが多い
基本的にパンや缶詰などが多くあり、日持ちしない食糧が置かれています。
ただ賞味期限が間近だといだけで、味は普通に美味しいものばかり。
ご飯のコスト削減したいバックパッカーにはいいかもしれません。
場所によっては個人や農家、または店の使いきれないものを持ち込んだフリーフードマーケットもあるようです。
バックパッカー的ニュージーランドのデメリット
ニュージーランド在住者で元バックパッカーの目線から、実際にこの部分が不便だなと思うことを紹介していきます。
物価が高く気になっってしまう金銭面
しかしながらバックパッカーとしてただ観光だけで訪れてしまうと物価が高いと感じます。
日本は外食がとても安いので気にしないかもしれませんが、ニュージーランドは自炊しないと基本的に高いです。
外食だけで済ますのであれば日本の約2倍くらいかかると想定しておきましょう。
あまりお金を使いたくないという人は、楽しむ部分にお金を使って、安いスーパーの食材で自炊するのも1つかと思います。
必要不可欠!Wi-Fi環境が安定しない
オークランドやクイーンズタウンなどの大都市に行くと、街中でも比較的Wi-Fiを使うことができますが、少し街から離れるとカフェや図書館に行かないと使えません。
大型ショッピングセンターはWi-Fi接続の利用者が多いためか、体感的に接続が悪く使えない時も多いです。
カフェも場所によりますが、時間制限を決めていたり、そもそもWi-Fiがない場所もあるので要注意。
街の中心部でない場所に行くのであれば、Wi-Fiは期待しないほうがいいです。
ニュージーランドは持っていく荷物のの量が増えやすい
夏はある程度気温変化は落ち着いていますが、朝と夜は冷え込み、春と秋は夏と冬の境目が分からないくらい気温が安定しません。
夏でも長袖を持つことが欠かせず、紫外線が強いためサングラスに帽子、日焼け止めは必須です。
ゲストハウスでは日本のようにドライヤー等の準備はなく、利用したい場合は持ち込みが必要となります。
備え付けられているホテルを利用する場合は値段も必然と高いものなり、荷物を増やすか、宿泊代を増やすかの選択を迫られることも。
ニュージーランドとバックパッカーの相性まとめ
アジアのような物価の安い国を旅している人には少し不便を感じるかもしれません。
何を目的とするかですが、自然と人に触れ合う旅をするバックパッカーにはオススメです。
ニュージーランドを訪れたい人やバックパッカーの人は参考にしてみてください。