パティシエがオススメするパリで食べたいスイーツたち
パティシエ業界においてお菓子の都と言えば、フランスはパリ。
美しい街にお店を構えるパティスリーには、一流のパティシエが作る、美しくて甘いスイーツが並んでいます。
私自身もパリに憧れを持って日々過ごしています。
パティシエ的、パリで食べたいスイーツ10選
アンジェリーナの「モンブラン」
モンブランとは、「モン・山」「ブラン・白」の意味で、山にみたて絞った栗ペーストの上に、真っ白な粉糖をかけたケーキを指します。
実はモンブランという名前の山がフランスとイタリアの間にあり、それをモチーフにして作られたとも。
栗ペーストの中には、こだわりの中クリームと、底にはサクサクのメレンゲがあり、一口で様々な味と食感を楽しむことが出来るオススメのスイーツです。
日本とは少し違った味が楽しめるかもしれません!
https://www.instagram.com/p/Bnd5w1flSty/
ANGELINAアンジェリーナはパリの老舗であり、時代に合わせて洗礼された味を楽しめるお店です。
かつてはセレブ達が過ごす社交場としても使われていました。
100年以上の歴史があり、ココ・シャネルなどのパリジェンヌたちに愛されてきたお店。
高級ブランド店が軒を連ねるリヴォリ通りにあり、内装は建築家エドゥアール・ジャン・ニルマンによってデザインされたものです。
ダロワイヨの「オペラ」
オペラは、コーヒーのバタークリームとガナッシュ、コーヒーを染み込ませたスポンジの三層からなるケーキです。
上にはチョコレートがコーティングされていて、口の中に豊かなハーモニーが広がります。
https://www.instagram.com/p/BX2HVFdF_cv/
Dalloyauダロワイヨは、オペラを初めて作った元祖のお店。
ルイ14世の時代から愛され続けるパリのフォーブール=サントノーレ通りにあります。
カフェ レ・ドゥ・マゴの「タルト・タタン」
タルト・タタンはキャラメルの香ばしいリンゴのタルトのことで、日本でも秋になるとよくお店に並びます。
キャラメルの香りと、リンゴの香りがマッチしてとても華やかな味。
ジュワッと広がるりんごと、タルトのサクサクがマッチして幸せな味です。
https://www.instagram.com/p/BuN4FXZgL9J
タルト・タタンが食べれるLes Deux Magotsカフェ レ・ドゥ・マゴ は、1885年に創業の、100年以上変わらない装飾も楽しめるお店です。
パリブレスト
輪のように絞られたシューは自転車の車輪を模しています。
https://www.instagram.com/p/B6-eG4CKjvn/
これが食べれるのは、美味追求の姿勢を守る世界の美食トップブランド「FAUCHON」フォション。
伝統を守りつつ常に時代の最先端を走るお店です。
ユーゴアンドビクトールの「サン=トノレ」
サントノレとは、小さいシューと、クリームでできたスイーツで、発祥はパンとお菓子の守護聖人に捧げたいた、伝統的なスイーツと言われています。
パイ生地にクレームシブーストや生クリームを絞り、小さいカラメルを付けたシュークリームを飾っています。
サントノレが有名なHUGO&VICTOR(ユーゴアンド ビクトール)は、創作菓子「ユゴー」と伝統菓子「ヴィクトール」をテーマに作られています。
パティシエのユーグ・プジェさんと、デパートなどの空間演出などを手掛けてきたブランさんの幼馴染二人で始めたお店で、スイーツだけでなく、お店のインテリアにも注目です。
アラメールドファミーユの「コンフィズリー」
宝石のようなコンフィズリーは見た目も味も華やか。
https://www.instagram.com/p/ByamDNlANGf/
Alameredefamilleア ラ メール ド ファミーユは、砂糖菓子やチョコレート菓子などが1000種類以上取り揃えるお店。
創業はルイ15世の時代にまで遡る老舗です。
ラデュレの「マカロン」
サクッとホロッとした不思議な食感が魅力的なスイーツ。卵白、砂糖、アーモンドからできたマカロンに、バタークリームやチョコレートのガナッシュがサンドされています
LADURÉEラデュレが特におすすめ。
ラデュレはマカロンの間にガナッシュを挟んだ「マカロン・パリジャン」をパリ中に広めたお店です。
アンリ・ルルーの「キャラメル」
一口食べると、口の中に甘くほろ苦いキャラメルが染み渡ります。本場のキャラメルを食べてみたいです!
https://www.instagram.com/p/ByCf2mFIBql/
HENRI LE ROU アンリ・ルルーでは、世界唯一のキャラメル職人が作るキャラメルは想いや願い、喜びが詰まっているそうです。
ストレールの「アリババ」
口の中に入れるとラムがジュワッと広がり、大人のスイーツに仕上げげてくれています。
Pâtisserie Stohreストレールは宮廷菓子を現代に伝える1730年創業のパリ最古のパテスリーで、現在のババの原型を味わえるお店です。
サダハルアオキの「カトルカール」
フランス語で書くと「Quatre-quart」Quatreは、フランス語で4の意味があり、quartは1/4/の意味があります。
このケーキの材料は、バター、卵、砂糖、小麦粉の4つでありQuatreで、それぞれが、1:1:1:1の比率ではいっているので、1/4ずつのquartです。
Pâtisserie Sadaharu AOKI parisサダハルアオキで食べれるカトルカールは、日本人でありながらフランスでお店を構えるシェフが修行時代、自宅でこのカトルカールにフルーツをたっぷり加えて作ったケークオフリュイが人気を集めたことから有名になった物語の詰まったケーキです。
本場のフランスで食べてみたい一品。
パティシエがオススメする本場パリで食べたいスイーツまとめ
夢と幸せと物語が詰まった、スイーツがたくさんああるパリ。なかには日本でも馴染みのあるスイーツも。
今回紹介したのは、フランスの中でもパリに絞っていますが、フランスの地方にも目を向けたら、まだたくさんの絶品スイーツがあります。
皆さんもぜひパリに行った際は今回紹介した絶品スイーツを楽しんでくださいね!