旅に急な天候の変化はつきものですが、突然の雨で荷物の入ったバックパックが濡れてしまっては大変ですよね。
そんなときに手軽な便利グッズとしておすすめしたいのが「ザックカバー」です。
この記事では旅におすすめのザックカバーや、選ぶ際のポイントをご紹介していきます。
ザックカバーをバックパックにつける理由とは
「わざわざバックパックにザックカバーかける必要なんてあるの?」と思う方もいますよね。
実はザックカバーをつけているだけで、ちょっとしたストレスが解消される場面がたくさんあります。
バックパックをよく利用される方はぜひ、これからご紹介するザックカバーが必要な3つの理由をチェックしてみてください。
雨に濡れるとバックパックが重くなる
旅中の荷物はできるだけ軽くしたい人が多いと思いますが、雨に濡れるとかなり重くなってしまいます。
日本とは違って天候の変化が激しい国や、毎日スコールがある国もあるため、事前に雨対策をしておくと安心です。
中身まで濡れると乾かすのが大変
水分が中まで浸透していると荷物も濡れてしまい、乾かすのに時間がかかってしまいます。
中には完全防水ではないザックカバーもあるので、ジップロックに入れるなど個々の防水対策も大切です。
公共交通機関に水分を持ち込まないための配慮
濡れたバックパックを持って公共の場を利用すると、周囲に不快感を与えてしまう場合があります。
濡れることに抵抗がないという方でも、他人への配慮としてザックカバーをつけておくと良いでしょう。
ザックカバーを選ぶ時のポイント
バックパックのサイズに合っているか
ザックカバーを選ぶ時はバックパックのサイズを確認しましょう。
バックパックの外側に荷物をくくりつけたり、ボトルをぶら下げたりする人はその分の大きさも踏まえてサイズを決めます。
大きすぎると風に煽られたり何かに引っかかったりすることもあるので、フィットするものを選ぶことが大切です。
用途に合わせて素材を選ぶ
ザックカバーの用途に合わせて、素材もチェックしておきましょう。
軽量で耐久性も高いのがナイロン、リーズナブルなのがポリエステルです。
表面のコーティングによる撥水力もカバーによって異なるので、重要視したいポイントを決めておくと選びやすくなります。
水抜き機能の有無
ボトム部分に小さなメッシュ生地を使った「水抜き」と呼ばれる機能があるザックカバーがあります。
水抜き機能がついていると、隙間から水分が入り込んでしまっても水を排出することが可能です。
特に雨の中を移動する場面ではとても活躍する機能なので、こちらの有無も確認すると良いでしょう。
雨具としての役割だけじゃない、ザックカバーの役割とは
防犯対策として活躍するザックカバー
信号待ちや公共交通機関でスリの被害に遭いやすい国では、ザックカバーが防犯対策として役立ちます。
簡単にチェックを開けたり、バックパックに手を入れることができなくなるので、目をつけられる可能性は低くなるでしょう。
飛行機でバックパックを預けるときの破損防止に
空港で荷物を預けると、スーツケースと同様に投げられたり、他の荷物に押しつぶされたりします。
ザックカバーをつけると破損防止になり、中にはチャックを閉めて南京錠を付けられるタイプのカバーもあるのでおすすめです。
おすすめのザックカバー5選
これまでのポイントを踏まえて、ポイント別におすすめのザックカバーを5つご紹介していきます。
耐水性重視:deuter(ドイター)
ドイツのブランド「ドイター」のザックカバーは、耐水性の高さがポイントです。
190デニール糸を使用した目の細かい織りのファブリック生地を採用しているので、軽量で小さく折りたたむこともできてかさばりません。
サイズ展開は、20L〜35Lです。
機能性重視:コロンビアスポーツウェアジャパン
撥水性の高いオムニシールドを備えた高機能素材を使用している「コロンビアスポーツウェアジャパン」。
フック付きのループでバックパックにしっかり固定することができ、ズレ防止用のベルトも付いています。
ボトム部分には水抜きの穴もあり、付属のバッグにコンパクトに収納できるので、持ち運びにも便利です。
デザイン性重視:Frelaxy
15L〜90Lまでの豊富なサイズ展開と8色のカラー展開で、自分の好みに合ったものを選べる「Frelaxy」。
本体は3つの防水層で耐水圧5000mmを実現していて、傘の約10倍の防水性能があります。
耐久性にも優れているため、雨や風はもちろん傷などからもバックパックを守ってくれるのがポイントです。
軽さ重視:イスカ
日本を代表する寝袋メーカー・ISUKAが手がけるザックカバー。
軽量なのに強度のある素材シリコナイズド・コーデュラを使用しているため、耐久性に優れています。
下の部分には大きめの水抜きがついており、大雨でも安心です。
値段重視:ウミネコ
磨耗に強いナイロンを生地に使用することで、スレによる劣化を防止してくれる「ウミネコ」。
重量70gと超軽量で、収納時にコンパクトなのも魅力的です。
このお値段で5000mmの耐水圧性があるので、強い雨が降っても安心です。
ザックカバーで雨に負けない身軽な旅を
ザックカバーは軽量なものがほとんどでかさばることがありませんが、急な悪天候では大活躍する便利グッズです。
今回の記事を参考に、ぜひ自分にあったザックカバーを準備してみてください。
旅に持っていくべきものすべて紹介 海外への旅や旅行に何をもっていくか、何度も行ったことがあるベテランでも毎回悩むことがあると耳にします。 特に初めての海外ならなおさら、何を持っていくべきか悩むのではないでしょうか。 たいていの[…]