「好きなことで生きる人を増やしたい」。タビゼミ代表“シャンディ”が若者に旅を広める理由

「好きなことで生きる人を増やしたい」。タビゼミ代表“シャンディ”が若者に旅を広める理由

「好きなことで生きるための方法」を一緒に考え実践に移していくオンラインサロン「タビゼミ」。

高校生から若手社会人までの29歳以下が参加しているこのコミュニティでは、これまでにオンラインイベントや国内外での合宿、各種ワークショップなどを行ってきました。

全国各地のメンバーが参加している「タビゼミ」の運営・代表を務めるのは、岡村龍弥(以下:シャンディ)さんです。

今回はシャンディさんの経歴や今力を入れていること、タビゼミ設立のきっかけをお聞きしました。

 

大手IT企業のサラリーマンを辞めて世界一周へ

シャンディ(岡村龍弥)

すずな
タビゼミ代表を務めるシャンディさんのプロフィールを紹介します!
大手IT企業を経て世界一周。帰国後、現代版のよろず屋として合同会社Guildを創設。2019年にはジョージアで日本人の第二の拠点をテーマとしたゲストハウスを設立、Guild Georgia LLC代表。現在はチェコ親善アンバサダー銀河高原ビールアンバサダーも務め、「旅」を軸に自らが好きなものを広める活動に注力している。

「現代版なんでも屋」を名乗るシャンディさんの仕事内容とは

なんでも屋2

タビスケ
「現代版なんでも屋」の会社とのことですが、具体的にはどのようなお仕事をされているのでしょうか。
「なんでも屋」の名前の通り色々な仕事をしていますが、ここ最近の主な仕事は以下の通りです。
  • 地方創生PR
  • シェアハウス/ゲストハウス開業運用サポート
  • オンラインサロン運用サポート
  • カメラマン派遣(イベント派遣やPR旅行への同行)
  • 各種代行業務(ライター/動画編集/データ入力/SNS)
  • 複業支援
以前までは掃除代行や引っ越しの手伝いなどの便利屋事業も引き受けていましたが、現在はコロナ禍の影響により廃止しています。

 

タビスケ
コロナ禍で仕事にもかなり影響が出たのでしょうか。
引き受ける仕事が全てオンライン中心になりました。
オフラインの仕事ができない制限された環境だからこそ、オンラインの需要に気付けた気がします。
気軽に海外へ行けなくなったことで、地域創生PRを含む国内でできることも広がりました。

 

どこでも働けるようになれば人生の選択肢が増える

どこでも働く

タビスケ
複数やられている事業の中で、今最も力をいれていることは何ですか。
地方創生事業を行う中で、地域創生の鍵を握るのはノマドワーカーだと考えているため、若い世代を中心としたどこでも働ける人材を増やすことです。
どこでも働けるようになれば人生の選択肢が増えて、楽しく生きられる仲間が増えると信じています。
その人に合った自分らしく生きられる方法を一緒に考える場所がほしいと思い、タビゼミもその一環で始めました。
どこでも働く
タビスケ
シャンディさん自身が「どこでも働ける」働き方を選んだ理由やきっかけがあれば教えてください。
元々IT企業で働いていましたが、会社ではパソコン作業がメインであるにもかかわらず、毎朝同じ時間に起きて満員電車に乗って出社することに疑問を抱いていました。
セキュリティの関係もあり社外で仕事をすることが許されませんでしたが、パソコン作業だけならどこでも仕事ができると感じていたからです。

 

タビスケ
仕事内容に不満があったというよりも、ライフスタイルに疑問を抱いていたんですね。
東京で暮らしながら休日は海外へ旅に出る生活を送っていると、実家がある大阪へ帰省できないことも懸念していました。
どこでも働けるようになれば毎朝満員電車に揺られることもなくなりますし、実家で仕事をすることもできます。
自分が理想とするライフスタイルを叶えるために今の働き方を選びました。

 

1日の充実度が上がった一方で苦労することも

タビスケ
実際に今の働き方を選んで良かったと感じるのはどんな時ですか。
コロナが流行り始めた頃にジョージアでロックダウンに遭い日本に帰れませんでしたが、仕事に支障をきたさなかった時です。
これが会社員の頃なら仕事ができずに途方に暮れていたと思うため、場所を選ばない働き方を確立できていて良かったと思いました。
あとは同じ日々の繰り返しではなくなり、「今日も1日楽しかったな」と力つきて眠れるようになったのも、今の働き方を選んだからこそ感じられることです。

 

タビスケ
今の働き方で苦労したことはありますか。
パソコン作業をするにはWi-Fi環境が必要なため、Wi-Fiルーターの調子が悪いと仕事にならない点は苦労します。
さらにオンライン商談がある時は静かな環境を確保しなければいけないため、周囲にコワーキングスペースがない時などは大変でした。
どこでも行けるようになったことで以前よりも交通費がかさむようになり、金銭的な負担は増えたかもしれません。

 

社会人になって初めて経験した一人旅で学んだこと

タビスケ
旅にハマったきっかけを教えてください。
大学の卒業旅行で訪れたマチュピチュで、これまで抱いていた固定概念がいくつも覆されたのがきっかけです。
当時は英語が話せないと海外へは行けないと思っていましたが、訪れた先はスペイン語圏。
留学経験のある友人と一緒にいましたが、そもそも英語が通じなかったため、英語が話せるかどうかは関係ありませんでした。

 

タビスケ
他にも何か固定概念が覆されたエピソードはありますか。
自分たちのグループはツアーでホテルを予約していましたが、別グループの友人は1泊700円のゲストハウスに宿泊していたのです。
たった数百円で宿泊できる施設があることも、その時に初めて知りました。

 

タビスケ
そこから一人旅を始めようと思ったきっかけは何ですか。
一人旅を始めたのは社会人になってからです。
大学卒業後は大学院に進学し、友人と海外へいくようになりました。
社会人になり、16連休を取ってエジプトへ行こうとしたら一緒に行ける人がいなかったため、流れで一人旅をすることに。

 

タビスケ
印象的だった出来事は何かありますか。
エジプトに着くなりアラビア語表記で数字が読めず、バス乗り場すらわかりませんでした。
イスラム教徒が行う1ヶ月間の断食「ラマダン」が明けてすぐだったため、町中がパーティー状態でとても楽しかったのが印象的です。

 

旅から学んだ「自ら行動を起こすこと」の大切さ

タビスケ
旅を始めてから自分の中で変化したと感じるところはありますか。
旅にトラブルはつきものなため、何か起こっても人のせいにしなくなりました。

世界一周をした時はバックパック1つで半年間生活できたため、本当に必要なものや好きなものが分かったのも旅の影響です。

あとは旅を通して年齢を問わず様々なジャンル、考え方の仲間ができました。

 

タビスケ
今は若い世代を中心に旅を広める活動をされているとのことですが、旅を通して伝えたいことは何ですか。
日本にいると経験しないようなトラブルが、旅中は日常的に起こります。
一人旅で起こる出来事は全て自己責任で、自分で対処しなければいけません。
想定外の出来事が連続で起こるような一人旅を続けていると直感が磨かれますし、いざという時の対応力が鍛えられます。
日常でも役に立つ力なため、若い世代の人には積極的に旅に出て直感力を磨いてほしいです。

 

タビスケ
旅で身につけた力は日常生活でも役立つということですね
トラブルが起こらなくても一人旅中に「楽しくない」と感じることがあればそれも自分の責任。
楽しむためには自分から動くしかありません。
これは旅だけでなく日常も同じで、楽しく生きたいなら自分から動くという考え方を身につけてほしいです。
自分自身が旅にハマるのが遅かったため、より若い世代の人に早く旅の良さを知って楽しく生きてほしいと思っています。

 

タビゼミを「月額980円」に設定した理由

タビゼミとは

タビスケ
タビゼミ設立のきっかけを教えてください。
他の団体を見ていた時に、オンラインだとやる気のある人とやる気のない人で分かれてしまい、やる気のない人がいるコミュニティは全体のモチベーションが下がってしまうことを懸念していました。
やる気がないのか、やる気はあるけど時間がないのかを判断するために、有料コミュニティを作ろうと考えてできたのがタビゼミです。
他の経営者からは「いくらでも相談にのってもらえるなら人数を絞って高額でやるべきだ」とアドバイスを受けたことがあります。
しかし利益目的ではないため、これ以上お金をとるつもりはありません。

 

タビスケ
実際に有料のフィルターをかけたことで何か効果はありましたか。
これまでクローズドでやっていたことを有料にすることで、自分の知らない人がタビゼミに入会してくれるようになりました。
進んで表に立ちたい人だけでなく、表には出ないけど面白いことをやりたいという人が残ってくれるのも、有料にしたからこそです。
有料コミュニティの中でも月額980円は安い方なため、程よいフィルターの働きをしてくれています。

 

まずは月3万円稼ぐことから始めてみる

タビゼミメンバー

タビスケ
タビゼミの運営をしてきて印象に残っていることや、良かったと思うことはありますか。
タビゼミのメンバーは、自分のやりたいことを考えて行動に移す人が多い印象です。
月額980円のコミュニティに入り、いろいろなことに取り組んでいる人に出会ったことで、自分のやりたいことができる道に突き進んでいく人が増えた気がします。
「どこでも働けるようになりたい」と言う人はたくさんいますが、本気で目指しているかどうかがタビゼミを通して分かりやすくなりました。

 

タビスケ
タビゼミとして今後叶えたいことは何ですか。
タビゼミメンバーには1つの仕事に限らず「複業」で月3万円稼げるようになってもらうことです。
1円を稼ぐことは誰にでもできますが、月3万円を「どこでも働ける」働き方で継続的に稼ぐのは簡単なことではありません。
3万円を稼げるようになったら4万円を稼ぐ方法が分かってくるため、3万円になるものを10個作れば30万円になるという思考を持ってもらいたいです。

 

タビゼミで用意しているのはあくまで「挑戦する環境と仲間」のみ

タビスケ
今後タビゼミに入ってくる人にメッセージをお願いします!
「自分の好きなことをして生きる」生き方をしたい人は多いと思いますが、簡単なことではありません。
実現するためには基礎や基盤を作る期間が必要ですし、そのためにはまず環境を変えることが大切です。
今は住む場所や働く場所を変えなくても、オンラインサロンに入るだけで簡単に変えられるようになりました。
タビゼミが月額980円で提供しているのは同じベクトルを向いた仲間がいる環境です。

 

タビスケ
新たに一歩踏み出したい方にオンラインサロンはぴったりかもしれないですね!
環境を変えても自分から動き出さなければ何も変わりません。
あまり大きな声では言えませんが、月額980円分の元が取れる仕組みはできています。
今の生活を変えたいと思っている方、何か面白いことがしたい方はぜひ、タビゼミでお待ちしています。

 

「好きなことで生きる人を増やしたい」。タビゼミ代表“シャンディ”が若者に旅を広める理由
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共に成長する仲間たちがいる「タビゼミ」

やりたいことお金を言い訳に諦めていないか。好きなことで生きて何が悪い。次世代の旅人を育成する旅人育成家シャンディによる、「好きなことで生きるための方法」を一緒に考え実践に移していくサロン。大切なのは一歩踏み出し行動する勇気と共に闘う仲間たち。生き方は人それぞれ。それぞれに合った生き方を一緒に探そう!

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