学生時代と社会人になってからの旅の変化は？「あなたにとって旅とは？」

学生だけじゃない！面白い大人がタビゼミにはたくさん

29歳以下の旅好きが集まったオンラインサロンタビゼミ。

高校生から若手社会人、起業している大人たちまで幅広く一緒に活動しています。

タビゼミメンバーに「あなたにとって旅とは？」という質問をぶつける企画、今回は社会人編です。

学生編はこちら

タビゼミ学生メンバーに聞いた、あなたにとって旅とは

旅好きが集まるオンラインコミュニティ、タビゼミ タビゼミには現在50人を超えるメンバーがいます。 年齢も、住んでいる場所もみんなばらばら。 学生から会社員、フリーランスまで様々ですが、全員に共通するのは旅が好きということです。[…]

タビゼミに所属する社会人に旅とのかかわり方についてインタビュー！

学生の頃と旅へのかかわり方が変わったのか、旅への想いが変わったのか。

これを読んでいる学生の方も気になる人は多いのではないでしょうか。

それではさっそく一人目のメンバーにインタビューしていきます。

ワタミから最年少・最短で独立、なかの社長

さっそくですが、あなたにとって旅とは何ですか？

旅とは「夢・目標・志を叶える為の道のり」「人生そのもの」です。

そう思うきっかけになった旅ってありますか？

タビイクという企画の第7回目、タイからカンボジアへ陸路で国境を越えるプランに参加したときだと思います。

1人で文化も言語も違う見知らぬ地を旅する中、自分で目的地を決め、どのような手段や方法を用いてそこに辿り着くか考えることをを繰り返しているうちに、「あ、これは夢の叶え方と一緒だ」と気付きました。

他にも多くの人との出会い、たくさんの景色を見ることで人として成長すること、その経験を次の人へと伝えていくこと、まさに人生の縮図だと思いました。

確かに旅で経験することって日常生活とかけ離れているようで、実はスケールが大きくなった日常生活の延長線だなって思う瞬間ありますね。

そんな旅の経験を通して旅をするようになったと思うんですが、社会人になってから旅とのかかわり方って変わりましたか？

この群雄割拠の時代の中、より人生を豊かなものにする為に柔軟性を持ち、要所へ楔を打つため旅をするようになりました。

今は夢を叶え人生を豊かにする手段として旅を位置付けしています。

また旅をしてる人たちは人間性が高く、キラキラしてる人が多いと感じているため、そんな人たちと関わり自分なりに応援していくためタビゼミに入りました。

次の世代たちの夢や目標、志が成し遂げられるように出来ることは何か、そんなことを日々考え奮闘している私のいまの夢は「21世紀を代表する会社を創ること」です。

旅とのかかわり方が変わるにつれ、旅の中にも目標ができるようになったのは素敵ですね。

夢を夢として抱いていた過去、それを叶えるように積極的に行動するようになった今、まさに旅での経験が夢をかなえる道のりになっているんですね。

旅の経験が今歩んでいる人生につながっているなかの社長、これからも夢に向かって頑張ってください！

踊れる旅する鉄道マン、たつ

さっそく質問ですが、あなたにとって旅とは？

旅は人生のレベルを上げる最高の手段だと思っています。

「見た、聞いた、感じたことの記憶」「書く、話す、聞く能力」などを自分の中に蓄えていくことに加え、「仲間、恋人、家族」といった他人とかけがえのない繋がりを作ること、そんな旅の中で出会うすべての瞬間が人生のレベルを上げてくれます。

人生というゲームはたくさん経験値を貯めることでレベルが上がり、レベルが上がればまた一つ違う世界が見えてきます。

その中で旅は全ての経験値をぐんっと貯められる最高のレベル上げだと感じています。

旅をしていると日常生活では出会いない瞬間にたくさん出会え、そんな瞬間が私自身を成長させているという感覚は私も感じたことがあります。

そう思ったきっかけとなった旅ってありますか？

大学４年生の８月、友人３人と行ったヨーロッパ周遊旅行がきっかけです。

いわゆる卒業旅行で人生２回目の海外、結果的に１か月間でヨーロッパ９か国、決まっているのは飛行機だけ、次の行先も宿も行き当たりばったりの超貧乏旅でした。

ローマからロンドン経由リスボンまで、それぞれの国で異なる、美しい景色、新たな文化、伝統音楽、その一つ一つが自分の中に情報として刻み込まれ、新しい感情が溢れ出てくることの連続でした。

普段は忘れっぽくなかなか覚えられないけれど、記憶力のリミッターが解放したかのように確実に吸収していくことばかりの連続、大事な記憶はしっかり刻み込もうという人間の本能ですかね。

宿泊先のホステルではたくさんの外国人と出会いましたが、英語ができないモヤモヤと葛藤を経験しました。

もっと話したい、もっと理解したいという気持ちで一生懸命になっている自分と初めて出会い、宿泊するホステルで寝る前に必死に付け焼刃で明日使える英語を夢中に覚えました。

覚えたことを次の日に使ってみて、駄目ならもう一回磨く、短期間でトライ＆エラーを繰り返したのは初めての経験でした

この旅からの帰国後、旅が楽しさを求めるだけでなく、自分の成長を求めるものへと変わりました。

旅していると自分でもびっくりするぐらいの行動力が発揮される瞬間ってありますよね。

そんな瞬間を積み重ね、旅が自分の成長の糧になっていくのを感じたんですね。

社会人になって学生のころと旅とのかかわり方は変わりましたか？

ベトナムのフーコック島へ訪れた先の現地ツアー、船上で出会った新婚旅行中のイタリア人夫婦との「一期一会じゃない出会い」がきっかけで、現地の新たな出会いをより大切にするようになりました。

これまで旅の出会いは「一期一会」、またいつか会いましょうと手を振り、次の目的地に向けて出発するのがいままでの流れでした。

ベトナムからの帰国後、イタリア人夫婦からFacebookで「ぜひ日本に行きたい」と連絡があり、わずか６か月後に東京へ遊びに来てくれました。

「もし日本に来たときは完璧にガイドするよ！」と言い張った手前、どこに連れて行こうとか、何を食べてもらおうとか、準備に右往左往しましたが、その瞬間が楽しくて、来日してからも日本の良さを伝えようと必死にガイドする自分がいました。

「次は自分がイタリアに行く」と約束をし、彼らの帰国後すぐにイタリア行きの便を予約して3か月後には二人に会いに飛行機に乗っていました。イタリアでは自宅に招待してもらい、お返しだよと素敵なおもてなしを受けました。

船上での出会いはただ釣り糸が絡まって助けてくれただけ、その場だけの「一期一会」の出会いだと思っていたけれども、旅が終わってからもう一度会って、話の続きをするなんて初めての体験でした。

これが初めての「一期一会じゃない出会い」、旅の出会いを大切にするきっかけになり、それ以降「またこの人といつか会えるかもしれない、またどこかでこの話の続きができるかもしれない」、そう思いながら出会いを楽しむようになりました。

社会人になるとびっくりするほど新しい出会いが減ります。

ビジネスや利害関係のある人との新たな関わりは手に余るほどあるけれど、ただ気が合う、ただ一緒に話したい、この人のことをもっと知りたい、それだけで繋がれるような新たな関係性は普通にサラリーマンしていると生まれません。そういう意味では旅は最高の出会いツールだと思います。

私は旅をしているとたまたま入ったレストランや宿泊先で仲良くなる人はいても、なかなかお互いの国に遊びに行くまでの関係になることはなかったので素敵な出会いに感動しました。

学生の頃に比べてより人との出会いを大切にするようになったのは、たつの行動力と優しさあっての変化ですね。

タビゼミ社会人メンバーインタビュー第1弾

タビゼミインタビュー企画「あなたにとって旅とは？」の社会人編、第1弾をお届けしました。

社会人になって学生の頃とは旅とのかかわり方が変わった垣間が見えたのではないでしょうか。

社会人になったら旅はできないのでは？と思う方もいるかもしれません。

確かに1か月以上の長期旅行は難しくなりますが、社会人になると金銭的に余裕が出るケースが多いので、旅の幅が広がります。

社会人になって旅をするコツはタビゼミのメンバーに聞いてみてもいいですね。

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