初めてだと少し不安に感じる国際線の乗り継ぎ方法を解説
急に1位と言われて戸惑うかもしれませんが、日本はビザなしで渡航可能な国数が世界で一番多いのです。
それだけ日本人としての信頼度が世界中で高いということ。
直行便がでていない国については、ハブとなる空港で乗り継ぎをする必要が。
この空港での乗り継ぎのことを「トランジット」と呼び、今回この記事では初めてトランジットを経験する旅行者向けにトランジット方法について解説していきます。
国際線から国際線へのトランジットの流れ
乗り継ぎ先の飛行機が同じ航空会社、又は同じ航空会社系列であれば、Transfer(乗り継ぎ)という字が書いてある案内板に沿って進みましょう。
別々に航空券を手配した場合など、航空会社が異なる系列の場合は、一度乗り継ぎ地の国に入国して荷物を受け取り、再度チェックインして荷物を預けなおす必要があります。
同じ航空会社系列でのトランジットの場合
乗り換えする場合はトランジット専用の出口へ
飛行機を降りたら、トランジット専用の出口へ向かいます。
Transferという字が書いてある案内板に向かい歩いていくと、手荷物検査のゲートがあるので、機内持ち込み荷物の検査確認してください。
検査後は次の搭乗口に向かえるフロアに出ます、ゲートを確認して時間に遅れないよう次の搭乗口に向かいましょう。
乗り継ぎ先のゲートでの過ごし方
空港の時計を必ず1度は確認しておき、手持ちの時計やスマホの時刻を現地時刻に合わせましょう。
最近のスマホであれば自動的に時刻が補正されることもありますが、機内モードにしている場合などは自動で更新されない場合があります。
正しく時刻を設定して、乗り遅れの無いように気を付けてください。
トランジットエリアは普通の待合エリアと一緒です。
プライオリティパスを持っている等、条件を満たしていればラウンジの利用も可能です。
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同じ航空会社のトランジットでも一度入国する場合
トランジットの時間が長く一度入国したい場合は、その国へ入国することができます。
入国する場合は、その空港の近くに何があるのかをあらかじめ調べておくと良いでしょう。
日本のパスポートはビザなしで入国できる国が世界一と冒頭で説明しましたが、トランジットで入国する際にその国がビザなしで入れる国かどうかは事前に確認しておき、必要な場合は事前に取得しておきましょう。
荷物の受け取りは基本的に必要がないため、時間になったら再度出国手続きを受け、搭乗口へ向かいます。
※ただし出発時に空港で「乗り継ぎ時の荷物はご自身で」と案内があった場合は荷物の移動は自身で行いましょう。
別の航空会社でトランジットの場合
別々に航空券を手配した場合は一度入国が必要
航空会社が別の系列に変わる場合や、同一国内で別の空港へのトランジットとなる場合は一度入国する必要があります。
飛行機を降りたら直行便の到着時と同様にBaggage Claimの看板を目指して出口へ向かいましょう。
イミグレーション(入国審査)を通り、荷物を受け取ってください。
トランジットとはいえ短期の入国扱いとなるため、VISAが必要な国では、VISAを取得しなければなりませんので注意しましょう。
荷物を受け取り入国完了後は再びカウンターにいき、チェックインを行ってください。
アメリカの乗り継ぎには注意が必要
・その場合ESTA(電子渡航認証システム)の取得が必要
トランジットでアメリカを経由する場合、同じ航空会社で国際線同士だったとしても必ず入国審査を通らなければなりません。
その際、トランジットといえども少しの時間アメリカに滞在するということになるため、ESTAの取得が必要となります。
アメリカESTAは審査を72時間以内としているので、渡航の72時間前迄にESTA申請を完了させましょう。
国際線での飛行機乗り継ぎ方法まとめ
今回は海外での飛行機の乗り継ぎにおいて、国際線から国際線のトランジットについてまとめました。
慣れてないトランジットは、間違えてしまわないか不安になると思います。
・乗り継ぎ先の搭乗券は出発空港で発券されるのか、乗り継ぎ先で発券されるのか
・荷物は自分で移動するのかどうか
・トランジットする国の空港が同じかどうか
・アメリカを経由するのか
この辺りを確認していれば大きなトラブルになることはないと思います。