本記事は、世界三大祭りの定義から各祭りの魅力、さらに一生に一度は行きたい海外の祭り5選を厳選して紹介します。開催時期や参加方法、旅行準備のポイントまでをまとめました。
次の旅先選びの参考にしてください。
世界三大祭りとは

「世界三大祭り」と聞くと、決まった3つの祭りがあるように思えるかもしれません。
しかし実は公式な定義は存在しません。国や文化圏によって挙げられる祭りが異なり、複数の説が広まっています。
世界三大祭りの定義(諸説あり)
日本でよく紹介されるのは「世界三大カーニバル」という括りです。
リオのカーニバル(ブラジル)、ヴェネチアカーニバル(イタリア)、そしてトリニダード・トバゴのカーニバルの3つが代表的な組み合わせとして知られています。
一方でバーゼルのカーニバル(スイス)やニューオーリンズのマルディグラ(アメリカ)を含める説もあります。
どれが正解というわけではなく、それぞれの祭りが持つ歴史と規模が「世界三大」の称号にふさわしいといえるでしょう。
リオのカーニバル(ブラジル)
リオのカーニバルは、世界最大級の祭典です。
毎年2月中旬から3月上旬にかけて開催され、2026年は2月13日から21日の日程で行われます(出典:リオ日本人宿カイピリーニャ, 2026年)。
メイン会場のサンボドロモでは、各サンバスクールが豪華な山車と衣装で競い合うパレードを繰り広げます。
その規模は圧倒的で、毎年200万人以上が街に集まるともいわれています。
観覧席のチケットは人気が高く、3か月以上前から予約が埋まり始めます。
街中で無料で楽しめるストリートパーティーも数百か所で開催されるため、予算を抑えたい方にもおすすめです。
チケットの種類やブロコスの楽しみ方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
ヴェネチアカーニバル(イタリア)
ヴェネチアカーニバルは、中世ヨーロッパの仮面文化が息づく幻想的な祭典です。
2026年は1月31日から2月17日まで、約2週間にわたり開催されます。
サン・マルコ広場を中心に、精巧な仮面と豪華な衣装をまとった人々が街を歩く光景はまるで映画のワンシーンのようです。
約300万人の観光客が訪れる一大イベントとなっています。
仮面舞踏会や水上パレードなど、他の祭りにはない独自の体験ができるのが最大の魅力でしょう。
仮面の選び方や舞踏会への参加方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。
三番目の祭りには諸説あり
三大祭りの「三番目」には複数の候補があります。
トリニダード・トバゴのカーニバルはカリブ海最大の祭典で、スティールパンの音色とともに熱気あふれるパレードが展開されます。
スイスのバーゼルカーニバルは深夜3時に始まるランタン行進が名物で、ヨーロッパで最も独創的なカーニバルのひとつです。
「世界三大」の定義に正解がないからこそ、気になる祭りを自分の目で確かめに行く価値があります。
※本記事にはプロモーションが含まれています。
世界三大祭り以外にも 一生に一度は行きたい海外の祭り5選

世界には「三大」に含まれなくても、旅行者の心を揺さぶる祭りがまだまだあります。ここでは厳選した5つを紹介します。
コムローイ(タイ)幻想的なランタン祭り
タイ北部チェンマイで毎年11月に開催されるコムローイは、数千個のランタンが夜空に舞い上がる祭りです。
竹と薄い紙でできたランタンに火を灯すと、熱気球の原理でゆっくりと空へ昇っていきます。その光景は「星が空へ帰っていく」とも表現されるほど幻想的です。
会場は複数あり、チケットの購入方法も会場ごとに異なります。タビゼミでは会場別の比較やチケットの買い方を詳しくまとめていますので、参加を検討している方はあわせてご覧ください。
ホーリー祭(インド)色彩の爆発
ホーリー祭はヒンドゥー教の春祭りで、街中が色粉と水に染まるインド最大級のイベントです。
2026年は3月3日にホリカ・ダハン(焚き火の儀式)、翌3月4日にメインイベントが開催されます。
前夜の焚き火で悪を焼き払い、翌朝から老若男女が互いに色粉や色水をかけ合います。
カーストや年齢の壁を超えて誰もが無礼講で楽しめるのが最大の特徴です。
参加する場合は、汚れてもいい服とサンダルが必須になります。カメラやスマートフォンは防水ケースで保護しましょう。
死者の日(メキシコ)美しき追悼の祭典
メキシコの死者の日は、毎年11月1日と2日に開催される伝統行事です。
ディズニー映画「リメンバー・ミー」の舞台としても知られるこの祭りでは、マリーゴールドの花とカラフルな骸骨の装飾で街が彩られます。
故人を悲しむのではなく、楽しく迎え入れるのがメキシコ流です。2003年にはユネスコの無形文化遺産にも登録されました(出典:ユネスコ, 2003年)。
オアハカやミチョアカン州パツクアロが本場の雰囲気を味わえるスポットとして人気があります。
メキシコシティでは大規模なパレードも開催されるため、初めての方はこちらがおすすめです。
ソンクラーン(タイ)世界最大の水かけ祭り
ソンクラーンはタイの旧正月を祝う祭りで、毎年4月13日から15日の3日間開催されます。
もともとは年長者の手に水をかけて敬意を示す仏教行事でした。
現在では街中で水鉄砲やバケツを使った水かけ合いが繰り広げられ、世界中から旅行者が参加する一大イベントに発展しています。
バンコクのカオサン通りやシーロム通りが最も盛り上がるエリアです。チェンマイやプーケットでも独自の催しが行われます。
防水バッグとサンダルは必須アイテムです。スマートフォンの防水対策も忘れずに準備しましょう。
ソンクラーンのエリア別の楽しみ方や持ち物の詳細は、こちらの記事で詳しくまとめています。
オクトーバーフェスト(ドイツ)世界最大のビール祭り
ミュンヘンのオクトーバーフェストは、毎年9月下旬から10月上旬にかけて開催される世界最大のビール祭典です。
2026年は9月19日から10月4日までの16日間、広大な祭り会場テレージエンヴィーゼで開催されます。
14の大型テントでミュンヘンの6大醸造所が特別醸造のビールを提供し、毎年約600万人が訪れます。
ビールだけでなく、遊園地のようなアトラクションや伝統音楽のライブも楽しめるのが魅力です。
人気テントは午前中に満席になることも珍しくありません。席を確保したい場合は、朝9時の開場と同時に入場するのがコツです。
海外の祭りに参加するための準備ガイド

世界の祭りは見て楽しむだけでなく、実際に参加することで忘れられない体験になります。ここでは渡航準備のポイントをまとめます。
航空券とホテルの予約タイミング
祭りの開催期間中は、周辺の宿泊施設が通常の2倍から3倍に値上がりすることも珍しくありません。
理想は開催の3か月から6か月前に航空券とホテルを確保することです。リオのカーニバルやオクトーバーフェストのような大規模イベントでは、半年前でも人気ホテルが埋まり始めます。
航空券の比較サイトを活用すれば、日程の前後で大幅に料金が変わるタイミングを見つけやすくなります。
海外旅行保険は必須
祭りは人混みが激しく、屋外での長時間参加が基本です。熱中症やケガ、盗難のリスクが普段の旅行より高まります。
クレジットカード付帯の保険だけでは補償が不十分なケースもあるため、別途海外旅行保険への加入をおすすめします。
特にホーリー祭やソンクラーンのように体を使って参加するタイプの祭りでは、携行品の補償が手厚いプランを選ぶと安心です。
持っていくべき旅行グッズ
祭りのタイプによって必要な持ち物は変わりますが、共通して役立つアイテムがあります。
防水バッグはソンクラーンやホーリー祭だけでなく、突然の雨が多い熱帯地域での祭り全般に活躍します。
GoProなどのアクションカメラは手ぶれに強く、人混みの中でも臨場感ある映像を残せます。
汚れてもいい服と歩きやすいサンダルも忘れずに。祭りの熱気の中では、動きやすさが何より大切です。
まとめ

世界三大祭りには公式な定義がなく、リオのカーニバル、ヴェネチアカーニバルを筆頭に複数の説が存在します。
大切なのは「どれが正解か」ではなく、自分の心が動く祭りを見つけて実際に足を運ぶことです。
この記事で紹介した8つの祭りは、どれも人生観が変わるほどの体験を与えてくれるでしょう。
航空券と宿の早めの手配、旅行保険の加入、そして防水バッグを忘れずに。次の旅は世界の祭りへ出かけていきたいものです。





